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作品紹介 佐藤美沙紀さんと松本奈々さん「おととかたち幼稚園」

2026.01.27

  • 学科イベント

2025年11月19日から11月25日まで本学で開催された「造形デザイン学科 2025年度卒業研究・制作発表展示会」で展示された作品を紹介いたします。

 

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滝口隆久ゼミナール(専門:プロダクトデザイン)に所属する佐藤美沙紀さんと松本奈々さんは、幼児(幼稚園児、保育園児)をターゲットに卒業制作を行い、卒業研究・制作発表展示会では二人が合同で展示を行いました。

 

合同展示のタイトルは「おととかたち幼稚園」です。この展示は、佐藤さんの「おと組」と松本さんの「かたち組」の作品で構成されています。佐藤さんは「ミュージッククラフト」という園児向けの工作楽器の教材を制作し、松本さんは「そうぞうブロック」という子ども向けの玩具を制作しました。展示には体験コーナーもあり、展示を見にきてくださった方(児童・生徒・学生・社会人など)に作品がどんなものかを実際に体験してもらうことで、ターゲットの幼児以外の方にも理解してもらいやすいように工夫していました。

 

制 作 者:

佐藤 美沙紀 さん(広島県立安芸南高等学校卒)

 

タイトル:

おと組「ミュージッククラフト」

 

素  材:

厚紙、廃材(ペットボトルの蓋、牛乳パック、布、プリンカップ、紙皿、ストロー)、ビーズ、小石、どんぐり

 

作品紹介:

私は昔から音楽が大嫌いでした。しかし、大学生になり楽器を始めてみたところ楽しくて、「音を楽しむ」から音楽なのだと気づき暮らしの中の楽しみがひとつ増えました。
そこで昔の私を救ってあげたい、私のように音楽に対して苦手意識を持つ子どもを少しでも減らしたいと考え、手作り楽器の教材の研究に取り組みました。
ターゲットは幼稚園児です。理由は音を聞く力が一番発達する時期が4~5歳であり、小学校の音楽の授業を通して嫌な経験をして嫌いになる子が多いため、本格的な音楽教育が始まる前に音楽が楽しいことを知ってもらいたいと考えたからです。
この教材は幼稚園で保護者が寄付している廃材を用いて子供達が動物の楽器を作り、作った楽器を使って曲を演奏したり、簡単なリズムを奏でたりして音を楽しむことで音楽への苦手意識がつくのを防ぐ「音楽×工作×動物」の教材です。
この教材が子どもたちが音楽や楽器に興味を持つきっかけになることを願っています。

 

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制 作 者:

松本 奈々 さん(広島県立三原高等学校卒)

 

タイトル:

かたち組「子どもの発達をサポートする玩具~ごっこ遊びの中で身につける能力~」

 

素  材:

スタイロフォーム、アクリル絵の具

 

作品紹介:

私は子どもの想像力をのびのびと育てられる玩具「そうぞうぶろっく」を制作しました。
ターゲットユーザーは2~3歳の子どもです。
幼稚園見学や書籍での調査で分かったデザイン要求事項のもと、ブロックを作成しました。
ブロックの構成要素は四角、三角(大)、三角(小)ブロック、各ブロックを自由につなげることが出来る棒の4種類になっています。
子どもの自由な発想を妨げないようにブロックの種類を最小限にし、色を覚えていく時期なのではっきりとした色にしました。
この玩具で子どものころ誰もが夢中になったごっこ遊びはただ楽しいだけではなく想像力やコミュニケーション能力、問題解決のヒントがたくさん詰まっていたことをぜひ体感していただきたいと思っています。

 

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■関連リンク

2025年度 卒業研究・制作発表展示会