

作品紹介 山崎晴菜さん「風球~子供のデジタル依存の影響とそれを解決するプロダクトの提案~」
2025.12.19
2025年11月19日から11月25日まで本学で開催された「造形デザイン学科 2025年度卒業研究・制作発表展示会」で展示された作品を紹介いたします。
制 作 者:
山崎 晴菜 さん(広島県立広島井口高等学校卒)
タイトル:
風球~子供のデジタル依存の影響とそれを解決するプロダクトの提案~
素 材:
Adobe Illustrator(グラフィックデザインソフト)、Blender(3Dモデリングソフト)、3Dプリンタ、PLA樹脂、アクリル絵の具
作品紹介:
この作品は、小学生が教室で手軽に体を動かし、姿勢を整えながらリフレッシュできる玩具です。 テレビや新聞の報道から、タブレット端末やパソコンを使用した授業、PC ゲームの影響で、目や姿勢に不調を抱える子どもが増えていることを知り、この研究を始めました。研究を進める中で、デジタルデバイスの悪影響を防ぐには全身を使った運動が重要である一方、近年の猛暑で外遊びができないことや、公園でのボール遊びが禁止されているという課題も明らかになりました。 そこで、こうした問題を解決するため、狭い室内でも安全に遊べる玩具を制作しました。 室内遊びに適したようにボールに穴を開けて遠くへ飛びすぎないよう工夫したほか、誰でも楽しめるよう、昔遊びをヒントに「シンプルでわかりやすい」デザインを心がけました。






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