

作品紹介 倉本莉々子さん「運動に苦手意識を持つ子どもたちを対象とした玩具の開発」
2025.01.14
2024年11月20日から11月26日まで本学で開催された「造形デザイン学科 2024年度卒業研究・制作発表展示会」で展示された作品を紹介いたします。
制 作 者:
倉本 莉々子 さん(広島国際学院高等学校卒)
タイトル:
運動に苦手意識を持つ子どもたちを対象とした玩具の開発
素 材:
檜、アクリル毛糸、綿ロープ、フェルト、カラー紐
作品紹介:
運動に苦手意識を持つ子どもたちが思わず手に取ってどこでも楽しめる玩具を考案した作品です。運動能力を高める重要な時期である小学生(7~12歳)を対象としております。子どもたちだけでなく、大人たちも一緒に楽しむことができます。
肌に優しく、香りにリラックス効果があると言われるヒノキを利用して、3点の玩具を制作しました。まず子どもたちに体験してもらい、意見を聞き、試行錯誤を重ねながらより良い玩具を作り上げました。また玩具の角を丸めることで怪我防止にも考慮しています。この玩具を使って、体験してくれた子どもたちから「楽しかった!またやりたいな!」という声をいただき、大変嬉しかったです。
これからも皆さんに体験してもらい、身体を動かす楽しさや「できた!」と自覚する喜びを全身で感じられるきっかけになれば幸いです。
テニポン
(木製ラケットを持ち、ポンポンボールで打ち合う)
ウッドゲット
(6本の輪を投げ合い、サンゴ型ラケットに引っ掛けてゲットする)
サイコロコロ
(サイコロを振って出た色と同じ色のピンを倒し、手に入れたピンの数で勝負する)
展示風景
サイコロコロのキャプションボード
展示風景
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