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山下教授のコラム「星の王子さま、サン=テグジュペリ」

2024.05.13

  • 学科コラム

本学の図書館長を務められている造形デザイン学科の山下明博教授のコラムが大学広報誌「まほろば140号」の"Library News"に掲載されました。

 

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山下教授のコラム「星の王子さま、サン=テグジュペリ」

皆さんは、「運命の人」との出会いを信じますか。いつか運命の人が現れて、幸せを掴みたいと思っている人は多いと思います。でも、どうやったら、偶然出会った人が運命の人だとわかるのでしょうか。最初から運命の人に会うことはできないのでしょうか。
この疑問に答えてくれるのが、サン=テグジュペリの書いた「星の王子さま」という本です。
星の王子さまは、自分の星にあった1本のバラに愛情を注いで生活していましたが、バラとけんかして、自分の星を飛び出し、6つの星を巡った後、地球にたどり着きます。
そして、王子さまは、地球にあったたくさんのバラと出会い、運命の人とは突然出会うわけではない、相手を大切にしながら過ごした時間が少しずつ相手を運命の人にしていくことに気付きます。
200以上の国と地域で翻訳され、出版されたこの本は、まさに、私たち現代人が抱く「運命の人との出会い」に関する疑問に答えてくれます。

 

図書館には、人生の生き方を教えてくれるさまざまな本が収蔵してあります。あなたも、図書館を訪れてみてください。皆さんの「運命の本」に巡り合うことができるかもしれません。

 

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