

作品紹介 清水瑛真さん「人生に一度しかない成人式の髪飾りを作ってみた。」
2024.04.15
2年生後期の授業「生活応用造形論」で制作した作品をご紹介します。「生活応用造形論」では、課題としてティンカリング作品を創ります。ティンカリング(tinkering)とは、自分のアイデアを、身近な素材や道具を使って、型にはまらず、試行錯誤しながら、即興的に、自分の作品に仕上げていく方法です。
制 作 者:
清水 瑛真 さん(山陽女学園中等部・高等部卒)
タイトル:
人生に一度しかない成人式の髪飾りを作ってみた。
素材:
ボール、ビーズ、布、洗濯バサミ、ハサミ、物差し、下敷き、ピンセット、ロータリーカッター、ワイヤー、ユーピン
作品紹介:
人生で最も特別な日である成人式で、手作りしたものを身に着けたく、自分らしさを表現するため、髪飾りを「誕生花のつまみ細工」にしてみました。モチーフはマリーゴールドとガーベラの花を選び、「勇気」「希望」「友情」「チャレンジ」という花言葉を選びました。
手作りの良さと失敗からの学びを経て、自分だけのデザインを完成させる喜びを味わいました。この髪飾りは、一生飾れることも魅力の一つです。また、布の端切れやリサイクル素材を活用することで、持続可能なアートの一端を示しました。成人式の日に身に付けることで、その日の思い出や感謝の気持ちを永遠に刻み込みます。家族や友人から褒めてもらえ、自分の作品を誇りに思いました。これからも、結婚式のブーケや子供の七五三など、さまざまな場面でこの技術を活用し、人々に喜んでもらえる作品を制作していきたいと考えています。
この作品を作る過程を動画で撮影しましたのでご視聴していただけると嬉しいです。
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