

作品紹介 高田紗希さん「デザインオノマトペ -音から連想する形や色について-」
2024.01.12
2023年11月29日から12月5日まで本学で開催された「造形デザイン学科 第5回卒業研究・制作発表展示会」で展示された作品を紹介いたします。
制 作 者:
高田 紗希さん(尾道高等学校卒)
タイトル:
デザインオノマトペ -音から連想する形や色について-
素 材:
フォトペーパー〈厚手絹目〉
作品紹介:
本作は、30個のオノマトペを形や色だけで表現した作品です。
オノマトペは、物事の状態を表す擬態語(ふっくら、すべすべなど)、音を言葉で表した擬音語(ガチャン、ドカンなど)、人や動物の発する声を表した擬声語(ワンワン、ブーブーなど)の3種類に分けられます。形容詞としてだけでなく、時には名詞や動詞としても使われることがあります。そんなオノマトペには、自分の気持ちや状況を伝えやすく円滑なコミュニケーションがとれるなどの効果的な側面があります。オノマトペに少しでも関心を持ち、デザインとしても楽しんでもらいたいと思い、制作しました。本作は、デザインを見てから何のオノマトペかを考えたり、オノマトペを見てから相応しいと思うデザインを探したり、自分だけの「正解」を見つけたりと、幅広い鑑賞方法があり、クイズ感覚で楽しむことができます。本作を通し、デザインやオノマトペの面白さを感じてもらえたら嬉しいです。
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