

高大連携公開講座 「見えるを探求する : 大学で学ぶ"ドローイング"と"写真"」
2023.08.29
8月4日、本学で高大連携公開講座「見えるを探求する:大学で学ぶ"ドローイング基礎演習~思考する線~"と"写真"」を開催しました。
授業内容
1.ドローイング基本演習 ~思考する線~ (担当:佐々木 誉斗 助教)
「ドローイング」は自身の感性を研ぎ澄ませ、積極的に対象(モチーフ)を見ようと試みるための、言わば"見えるを探究する"訓練が求められます。この授業では自分の感性と正面から向き合いながら創造力を刺激させ、イメージを形にしていく演習を体験することで、ドローイング表現の基本について学びます。
1) ドローイングについて:感性と表現
2) ドローイングの体験
3) 寸評
2.写真(担当:福田 惠 講師)
この授業では、意図をもった正しい写真の撮り方を学び、実際に撮影会を行います。さらに、撮影した写真を出力する工程や、作品鑑賞を体験します。
1) カメラの仕組み
2) 構図の美学
3) 撮影と出力体験
4) 作品鑑賞
「ドローイング基本演習 ~思考する線~」を担当された佐々木 誉斗助教は、ロンドン芸術大学キャンバーウェル・カレッジ・オブ・アーツやロイヤル・カレッジ・オブ・アートで芸術を学ばれました。高大連携公開講座では、世界最高峰の芸術大学の教育方法を取り入れた授業をしてくださいました。日本では、なかなか受けることできない珍しい授業です。
「ドローイング基本演習 ~思考する線~」を受講された生徒の感想です。
人生で初めて手元を見ずに絵を描きました。手元を隠して描くことによって、自分らしさや、思っていたものと違ったりなど、面白い発見がたくさんありました!同じ題材を他の人と描いても全く表現の仕方が違っていて、非常に興味深かったです。ありがとうございました。
「写真」を担当された福田惠講師は、国際的に活躍されておられる現代美術作家です。テレビや新聞などのメディアに多く取り上げられている売れっ子の先生です。
「写真」を受講された生徒の感想です。
将来、フォトグラファーになりたいと思っています。今回の授業、ものすごく分かりやすかったです!テーブルフォトはしたことがなかったので、ちょっと難しかったけど、めちゃくちゃいい経験になりました。楽しかったです!
■佐々木 誉斗 助教
■福田 惠 講師