

作品紹介 和泉 果歩さん「コスメアート」
2023.03.03
2年生後期の授業「生活応用造形論」で制作した作品をご紹介します。「生活応用造形論」では、課題としてティンカリング作品を創ります。ティンカリング(tinkering)とは、自分のアイデアを、身近な素材や道具を使って、型にはまらず、試行錯誤しながら、即興的に、自分の作品に仕上げていく方法です。
制 作 者 | : | 和泉 果歩さん(広島県立広島皆実高等学校卒) |
タイトル | : | コスメアート |
素 材 | : | A4画用紙、ファンデーション、アイシャドウ、リップ、マニキュア、アイライナーなどのメイク道具 |
作品紹介 | : | メイク道具を画材として使用して、オランダの画家 ヨハネス・フェルメールの「真珠の耳飾りの少女」を模写してみました。メイク道具を画材にした理由は、「メイク道具が画材として十分に使用できるか?」、「画材に使うとどのような感じの絵になるか?」が気になったからです。メイク道具を画材として使っている人について調べてみましたが、意外にやっている人が少なかったので挑戦してみる価値があると思いました。 この作品の制作過程は、まず画用紙に下書きし、次に顔の色を塗りました。影や光を意識しながら塗り重ねます。なるべく原作の色になるように塗りました。 次に描くときは、化粧をしているように色を変えたり、派手にしてみたりして、遊び心を入れたいです。また、今回のような名画の模写ではなく、デザイン(作画)から作って、オリジナルのものに挑戦してみたいと思います。 |