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作品紹介 宮木 幸実さん「シオリトカゲ」

2022.10.27

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宮木幸実「シオリトカゲ」|安田女子大学造形デザイン学科 宮木 幸実さん/第6回みたかFabコンテスト 優秀賞「シオリトカゲ」

宮木 幸実さんのコメント
(2019年入学、広島県立五日市高等学校卒)


この栞は、カプセルトイの市場調査をした上でコンセプトやターゲットを決め制作を行いました。私はそれまで漠然と考えを巡らせ作りたいものを作る、といったことが多かったのですが、以来意識的に軸を決めておく思考が根付いていきました。それにより様々な制作場面で、より表したい事柄を表現できる力がついたように思います。また、制作にはUVプリンタとレーザー加工機を使用しており、身近な機械ではないため非常に新鮮で楽しい経験にもなりました。


  • 宮木幸実「シオリトカゲ」|安田女子大学造形デザイン学科
  • 宮木幸実「シオリトカゲ」|安田女子大学造形デザイン学科


【 ものづくりセンターからのコメント 】

宮木幸実さんは「パッケージデザインコンテスト北海道2021」や「Metro Ad Creative Award 2021」など数々のコンテストに挑戦されているクリエイターです。本作品「シオリトカゲ」は本物のトカゲに見た目がそっくりな栞で、本にはさむとひょっこりのぞくユーモラスな姿は本を読む人の心を癒してくれます。制作では、少し虹色をしているトカゲの体の色や、ざらついたおなかの部分のさわりごこちを表現するため、UVプリンタのインクの乗りを試行錯誤して作品を作りこまれていました。作品は、2022年7月に三鷹産業プラザ(東京都三鷹市)で販売され、完売する人気商品となりました。この作品は宮木幸実さんのものづくりの工夫が伝わってくる素晴らしい作品です。この作品の制作は、ものづくりセンター協力のもと行われました。


■ 2021年度「第6回みたかFabコンテスト」審査結果発表

https://fabmitaka.co/mcontest/archive-docs/2022022700018/


■ 夏休みに親子で金魚を作ってみよう 三鷹産業プラザで販売(東京新聞2022年8月12日)

"トカゲの形のしおり「シオリトカゲ」(宮木幸実さんの作品)など完売した作品もある。"

https://www.tokyo-np.co.jp/article/195327


■ ものづくりセンターについて

ものづくりセンターは作品の制作活動を後押しする施設です。制作活動に必要な企画と技術の両面を専任の担当者がマンツーマンでサポートします。学生は初めてでも安心な環境で制作活動に取り組み、自分の想いをカタチにした作品を次々と誕生させています。

https://www.yasuda-u.ac.jp/course/zoukei/facility/