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作品紹介 乃美 優菜さん「魔法のスティック」

2022.08.29

  • 学科コラム

オープンキャンパスの学生プレゼンでは「魔法のスティック」が活躍しました。この魔法のスティックを軽く振るだけで、パワーポイントの表示が切り替わります。

魔法のスティックを創ったのは、造形デザイン学科3年生の乃美優菜さんです。乃美さんは、オープンキャンパスの三日前の夜に、プレゼンを聞いてくださる方に少しでも楽しんでいただきたいと考え「魔法のスティック」を思いついたそうです。思いついた翌日には、Adobe 社Illustrator(グラフィックデザインソフト)を使って魔法のスティックの図面を描き、その図面を基にレーザカッターでMDF(木の板)から部品を切り出しました。また、Autodesk社AutoCAD (3Dモデリングソフト)で3Dデータを制作し、3Dプリンターで魔法のスティックの部品を出力しました。さらに、組み立てたスティックに小型コンピュータを取り付け、それに自作のプログラミングを書き込むことで、スティックを振るだけで、パワーポイントのページが切り替わるようにしました。最後に仕上げとして、オープンキャンパスの前日には、スティックを可愛い色に塗装しました。
乃美さんは、造形デザイン学科で学んだAdobe Illustrator、レーザカッター、AutoCAD、3Dプリンター、プログラミング等の知識と技術を十二分に生かし、さらに類まれな発想力と行動力で「魔法のスティック」を思いついてからわずか2日で作り上げました。

魔法のスティックは「人を思いやる気持ちの"柔(やさ)しさ"と、アイディアをカタチにする知識や技術の "剛(つよ)さ"」により出来上がった素晴らしい作品だと思います。まさに安田女子大学の学園訓を実践したような作品です。

学園訓「"柔(やさ)しく剛(つよ)く」

https://www.yasuda-u.ac.jp/outline/institution/


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