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作品紹介 山田 多恵さん「NEO」

2023.02.07

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2年生後期の授業「生活応用造形論」で制作した作品をご紹介します。「生活応用造形論」では、課題としてティンカリング作品を創ります。ティンカリング(tinkering)とは、自分のアイデアを、身近な素材や道具を使って、型にはまらず、試行錯誤しながら、即興的に、自分の作品に仕上げていく方法です。

 

制 作 者 山田 多恵さん(山陽女学園高等部学校卒)
タ イ ト ル NEO(作曲、作詞、Music Video)
使用アプリ 歌 ・ 曲 Medly、歌声合成ツールUTAU、Audacity
イラスト ibisPaint
動  画 AviUtl、Clipchamp
作 品 紹 介 私は今年の夏休みに作曲に挑戦し楽しいと感じたので、ティンカリングでも作曲をしたいと考えました。夏休みにはインスト(ボーカルがなく楽器のみの曲)を制作していたので、今回は歌もの(ボーカルが歌っている曲)に挑戦しようと思いました。また、曲だけでは物足りないので映像もつけることにしました。
作曲はMedlyにて作曲しました。最初は主旋律を考えました。50フレーズほど作り、その中で歌いやすく聞きやすいメロディのものを選びました。その後、メロディに合った伴奏をつけました。伴奏はメロディからコードをつけ、単調にならないようパートごとに音量やリズムを変えるといった違いをつけました。次に主旋律をUTAUに取り込み歌詞をつけました。その後、制作した主旋律と伴奏をAudacityにて合成し曲を完成させました。
イラストはibisPaintで制作しました。私は落書き程度にしか絵が描けないので無理に難しい絵を描こうとせず、自分の描ける範囲で描けそうな絵を制作しました。ラフ→線画→塗り→線画を消す→丁寧に塗るといった方法でイラストを制作し、アニメ調背景で線画を作ったりノイズをつけたりしました。その後全体の色がまとまるように色を調整しました。
動画はAviUtlで音波形を制作し、全体の映像はClipchampで制作しました。最初は音波形のみで音を聞いてもらい、サビ前はイラストのみ映しイラストを見てもらい、サビでは歌詞を表示し曲を聞いてもらい、最後にクレジットを入れるといったように何をどう見せたいかを意識し動画を制作しました。 私はこのティンカリングの授業で様々なことに挑戦し、自分の限界を知ることができました。歌ものの曲を制作したことがなく、1枚絵を完成させるのはこれで2回目だったので良い経験となりました。今回の制作が楽しくもっと良いものを作れそうだと思ったので、これからも作曲や動画制作に挑戦していきたいと思います。

 
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