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在学生5名が「2024年(辰年)年賀状デザインコンテスト」で入選!!

2023.12.08

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造形デザイン学科2年生の沖帆音さん、1年生の敷田侑奈さん、長門朋美さん、山崎加奈未さん、柳原ももさんの5名が「2024年(辰年)年賀状デザインコンテスト」で入選しました。応募総数は350点でした。作品は主催者のサイトで2023年9月より販売が開始され、2024年1月に販売数に応じて順位が決定します。


 

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沖帆音さんの入選作品《2024年賀状》

 

沖帆音さんのコメント(広島県立熊野高等学校卒)

この作品は、ポップでお洒落な年賀状を意識してデザインしました。背景には、"鱗紋"という厄除けや再生を意味する縁起の良い和柄を使用しました。配色は、すっきり纏まった、メリハリのある色を使用しました。今後は、よりクオリティの高い作品作りを目標に、制作を続けていきたいです。


 

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敷田侑奈さんの入選作品《タツノオリガミ》

 

敷田侑奈さんのコメント(広島市立美鈴が丘高等学校卒)

辰年ということでタツノオトシゴを折り紙風にデザインしました。タツノオトシゴの折り方が9つのステップで描かれており、実際に作れるという楽しさ要素を取り入れました。シンプルなデザインなのでお子さんからお年寄りの方まで誰でも使いやすい年賀状になったと思います。今回初めてこのような作品制作をしたので苦労しましたが、満足のいくオリジナリティのある作品に仕上げることができました。これからもよりいい作品制作に取り組んでいこうと思います。


 

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長門朋美さんの入選作品《たつめいろ》

 

長門朋美さんのコメント(広島県立祇園北高等学校卒)

正月はちょっとした時間も楽しく過ごしてもらえるよう、辰にはかわいい鏡餅の形をした迷路に変身してもらいました。初日の出をスポットライト代わりに、辰を目立たせたところがポイントです。送る人も送られた人も、迷路を解いて気持ちよく新しい年を迎えられることを願っています。


 

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山崎加奈未さんの入選作品《辰の年賀状》

 

山崎加奈未さんのコメント(広島県立高陽高等学校卒)

丸いフォルムの龍や背景の模様を工夫して、おしゃれな年賀状になるようにデザインしました。色はあまり龍のイメージにないピンクや黄色を使ったのですが、可愛らしい雰囲気になったので良かったです。梅の花や飾りも取り入れて、受け取った人が明るい気持ちでお正月を祝ってもらえるように考えながら制作しました。


 

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柳原ももさんの入選作品《鏡餅のめいろ》

 

柳原ももさんのコメント(広島県立庄原格致高等学校)

鏡餅を迷路にして、子供でも大人でも楽しめる年賀状にしました。背景を水色にすることで辰が空を飛んでいるかのように見せ、迷路は比較的難しくないように作成し、小さな子でも楽しめるものにしました。新年から楽しい気分でスタートして欲しいです。今後も、技術を磨き制作を頑張っていきたいです。


 

ものづくりセンターからのコメント

「2024年(辰年)年賀状デザインコンテスト」は、今年で8回目となる歴史のあるコンペティションです。本コンペティションの特徴は入選したデザインが商品化されることです。ものづくりセンターではプロジェクトとして作品の制作に取り組み、20名が32作品を応募しました。
沖帆音さんの作品は「2024年賀状」です。背景に辰の鱗と竜雲を取り入れ神秘的な印象を持たせた素晴らしい作品です。
敷田侑奈さんの作品は「タツノオリガミ」です。9つの手順でタツノオトシゴの折り紙を示した素晴らしい作品です。
長門朋美さんの作品は「たつめいろ」です。迷路をテーマに辰を鏡餅の形で表現した素晴らしい作品です。
山崎加奈未さんの作品は「辰の年賀状」です。丸く可愛らしい形と明るく温かい色調を基本に、梅の花と雲でお正月らしさを表現した素晴らしい作品です。
柳原ももさんの作品は「鏡餅のめいろ」です。かわいい辰と鏡餅の迷路で子どもたちに楽しさを伝える素晴らしい作品です。
プロジェクトではテーマである「辰年」について自分の解釈を言語化してスケッチを描きました。作品に込めたい意図やその表現方法について試行錯誤を繰り返して作品を完成させました。惜しくも受賞を逃した方も大きな成長が感じられるプロジェクトになりました。


 

■関連リンク

ARTstreet 2024年辰年年賀状デザインコンテスト入選発表

ARTstreet年賀状デザインコンテスト入選作品(ネットスクウェア)


 

■ものづくりセンターについて

ものづくりセンターは作品の制作活動を後押しする施設です。制作活動に必要な企画と技術の両面を専任の担当者がマンツーマンでサポートします。学生は初めてでも安心な環境で制作活動に取り組み、自分の想いをカタチにした作品を次々と誕生させています。