

3D技術による長崎・浦上天主堂再現プロジェクト
2015.08.26
造形デザイン学科の形状造形領域では3Dプリンターの活用等、新たな表現技術を学びます。
そこで学んだ技術は社会に直接還元することができます。
この春から学生たちが取り組んできた原爆ドーム100年プロジェクトでは、原爆ドームと産業奨励館の3Dプリントモデルを作成・配信しました。配信サイトには一か月で50ケ国から約1千回のアクセスが記録されていました。
広島と同じ被爆地である長崎には、もし残されていれば原爆ドームと同様に世界遺産としてメッセージを発信し続けたであろう被爆遺構があります。浦上天主堂の被爆遺構です。
そこで原爆ドーム100年プロジェクトに取り組んだ学生たちは、旧浦上天主堂と被爆遺構の3Dプリントモデルの再現プロジェクトを立ち上げました。
残っている写真資料から、手で触ることができる3Dプリントモデルを制作します。
夏休みを利用してフィールドワークも計画中。大学の授業で身につけた技術を社会に還元しようとがんばっています。
学生たちの活動の様子は
3d4kアーカイブ広島・長崎でご覧いただけます。