造形デザイン学科4年の川島桃香さんの個展「肉体はたましいの入れ物にすぎないのだから」を開催しています。

川島桃香さんのコメント（比治山女子高等学校）
「肉体はたましいの入れ物にすぎないのだから」は、プラトンの「肉体は魂の牢獄である」からインスピレーションを受け、本展示名としました。この思想は、自身の制作背景に近いものがあります。私は制作を通じて、肉体を暴虐的に扱いながら、精神を昇華することに努めていました。さらにその昇華へ、第三の関門へと試みるべく、本展示を行わせていただく運びとなりました。展示の機会をいただきました、造形デザイン学科をはじめ、ものづくりセンターさまに深謝いたします。

　
川島桃香さんは、TURNER AWARD2022や広島県Web公募美術展などで多数受賞されておられ、さらにGEISAI#21や個展などの展示会を精力的に行われている新進気鋭のアーティストです。

この度の個展は、ものづくりセンター主催「第17回造形デザイン学科作品展（造展）」として、川島桃香さんの作品を計7点展示しています。

展示作品は、全国オンラインアートフェス「Light Art 21/22」受賞作品「やわらかな隔絶」をはじめとして、「還る」や「untitled(剥奪される者)」など力作ぞろいです。
この機会に、川島桃香さんの作品をご覧いただけますと幸いです。

■ものづくりセンターについて
ものづくりセンターは作品の制作活動を後押しするセンターです。制作活動に必要な企画と技術の両面を、専任の担当者がマンツーマンでサポートします。学生は初めてでも安心な環境で制作活動に取り組み、自分の想いをカタチにした作品を次々と誕生させています。