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書道実地研究に行ってきました(京都・奈良)

2024.04.26

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3年次後期に開講される「書道実地研究」は、「ほんもの」に触れる学外研修として長年継続して実施されている授業です。

 

2023年度は3月15日(金)から17日(日)まで、近畿地方へ研修旅行に行ってきました。
京都・陽明文庫、奈良・大和文華館では日本書跡の名品をゆっくりと見学し、印刷物では感じられない「ほんもの」だけが持つリアリティを体感しました。
京都・藤井斉成会有鄰館では中国文化を彩る様々な名品を鑑賞しました。名誉館長をはじめ、学芸員の皆様の解説にも熱心に耳を傾け、自ら学びを深めようとする様子が見られました。
また、奈良では墨づくりの見学のため、墨運堂様の工房へ伺いました。普段当たり前のように使っている墨ですが、原料や作り方、使い方によって様々な墨色の表現が可能であることがわかりました。

 

そのほか、京都国立博物館、漢字ミュージアム、仁和寺、竜安寺、東大寺など、京都・奈良にある著名な収蔵機関、寺院を見学しました。日中の書や文化に直接触れることができ、大変充実した研修となりました。

 

今回の研修を通して得た知識や経験を、4年次の卒業制作や卒業研究に生かしてもらいたいと思います。

 

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