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熊野町との連携事業「筆の日イベント」に取り組みました!(1)展示事業

2024.04.18

  • 学生活動

今年度も熊野町との包括連携協定に基づく「筆の日」事業に取り組みました。

 

熊野町では3月の春分の日を「筆の日」とし、筆を使うことの楽しさを町内外に広めるべく活動しています。
3年前に締結した包括連携協定により、本学書道学科の学生が、熊野町「筆の日」の関連事業に参加し、筆文化、地域振興のために主体的に活動しています。

 

今年度の「筆の日」では【展示】【体験】【広報】の3つのグループに分かれ、学生が主体となって様々な催しを企画・実行し、子どもからお年寄りまで、多くの方々に筆の魅力を味わっていただけました。
各グループごとの活動の様子をご紹介します。

 

【展示事業】

展示事業では、熊野町内の中高生と協力した作品制作を行い、町内各所に展示しました。
4m×8mの大型の作品や、生活空間になじむ小作品、榊山神社御朱印の揮毫など、様々な企画を行い、「筆の日」を盛り上げました。

 

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[この活動に参加した学生からのコメント]

今回は中高生との大書制作の他に、筆の里工房のイルミネーションとのコラボ作品や灯篭等新しい取り組みを行いました。
大書制作では、「人々の縁」や「伝統を守っていこう」といった言葉をメインに制作しました。
「筆の日」や今私たちがこうして書道を通して出逢ったのは筆が繋いでくれた「縁」であり、目まぐるしい変化の中で筆、書道という伝統、文化を守っていきたいという想いを込めました。

 

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制作当日はお互い緊張しながらの制作でしたが、次第に打ち解けることができ、制作中はみんなでコミュニケーションを取りながら楽しく制作することができました。
中高生の皆さんが何度も練習する姿や、笑顔で制作を行う姿が印象に残っています。
書を志す生徒が集まり、1つの物を創りあげることができ、とても貴重な経験をする事ができました。
他にも小作品の展示や御朱印の制作等行いました。
色々な形で書道に触れ、その魅力を知って貰えたら嬉しいです。

 

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