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公共経営学科2年PBL「広島魅力発掘プロジェクト」進捗状況

2025.11.28

  • 学生活動

公共経営学科では、自治体や地元企業と連携し、学生の学びを実践につなげるPBL(Project Based Learning)を推進しています。
地元企業の魅力を若者・女性目線で掘り起こす「広島魅力発掘プロジェクト」は、昨年度に引き続き2年目の取組です。

 ▶昨年度はこちら

 

本プロジェクトは、下記の産官学が協働し、地元企業の魅力を学生の視点からPR動画として発信することで、地元企業の認知向上と若者の地域への愛着形成を図ることを目的としています。
 

【産】株式会社研創   ▶https://www.kensoh.co.jp/
株式会社ミカサ  ▶https://mikasasports.co.jp/
田中食品株式会社 ▶https://www.tanaka-foods.co.jp/
(五十音順)

【官】広島市 経済観光局 産業振興部 地域産業振興課

【学】安田女子大学 公共経営学科2年(広島ブランディングワークショップ10名)

 

学生たちは3つのチームに分かれ、担当企業の理念・歴史・業務内容等についてヒアリングを行いました。工場内部の見学もさせていただき、働く現場のリアルに触れる貴重な経験をしました。

 

11月14日には、株式会社結movie(https://yui-movie.com)の協力を得て、企業PR動画制作のためのワークショップを実施し、動画制作のプロから学ぶ「魅力の伝え方」を学びました。

 

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各チームに担当者から動画のアイデア出しや絵コンテの作成、魅力を引き出すための撮影方法などについて実践的なアドバイスをいただきました。

 

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学生たちからは、
「これまでスマートフォンで撮影した経験はあったが、知らないことが多く、魅力的な動画にするためのプロの視点は新鮮だった」
「企業の特徴をどう表現するか、チームで考えるのが楽しい」
といった声が挙がり、動画制作へのモチベーションがさらに高まったようです。

 

企業訪問や動画制作ワークショップを通して、学生たちは改めて地元企業の強みや価値を理解していきます。また、取材を通して自らの言葉と構成で魅力を表現しようとする過程は、まさに主体的な学びの実践です。

 

最終成果発表会は、2026年1月23日(金)本学1号館1階ワークショップルームにて開催予定です。
当日は、担当企業や広島市職員の方々をお招きし、学生目線で制作した企業PR動画の完成披露と、その切り口についてプレゼンテーションをします。
広島の未来を担う学生たちが、どのような新しい企業PRの形をつくり上げるのか、これからの活動が楽しみです。