3月に、4月から教諭および養護教諭として勤務することへの不安が大きくなるのは誰でも感じることです。本学科では、こうした学生の思いを受け止め、現職の養護教諭を招聘し、児童生徒の健康教育と安全教育の実践について講話をいただき、学生の「知りたい」に、質問形式で応えていただく、ざっくばらんな研修会を行っています。4年生だけでなく、3年生も積極的に参加するなど教諭及び養護教諭への不安を少しでも解消できたようで、矢継ぎ早に質問をしながら4月からの職務への期待や養護教諭を目指す学生が夢をふくらませていました。
講師からは、学校内での教員との連携の在り方や保健教育の推進に向けた取組やプロセスを丁寧に教示していただきました。さらに、講師が作成された教材も持参、紹介していただくなど、参加学生にとってすべてが新鮮に映っていたようでした。講師以外の現職の先生にも参加をお願いし、それぞれの学生の質問に答えていただきました。学生たちには、児童教育学科での学びを基に学校で求められる教諭や養護教諭を目指してほしいと願っています。　（宮本香代子）