• 学科ニュース

通訳専攻の学生が「UNHCR難民映画祭」の宣伝活動に参加しました

2024.01.24

  • 学生活動

eibun20240124_01.jpg

 

2023年、国連の「UNHCR難民映画祭」で安田女子大学・英語英米文学科・通訳専攻生徒一同が5つの作品の宣伝活動に協力しました。この宣伝活動に協力した学生たちにインタビューしましたのでご覧ください。

 

――難民映画祭という存在は、元々知っていましたか?

 

正直、知りませんでした。難民達に焦点を当てた映画祭がある事を今回知りました。でも、この制作がきっかけで世界の難民の過酷さをより知れたと思います。

 

――このプロジェクトに関わるきっかけはなんでしたか?

 

2022年の広島国際映画祭で、難民映画祭の宣伝のために「地中海のライフガードたち」という作品が上映されました。難民の問題について多くの人に知ってもらいたいという気持ちから、国連の代表が以前から関わりのある通訳専攻のマクリーン・ジョン先生と相談し、2023年第18回難民映画祭を宣伝する記事を制作することにしました。

 

――記事を制作するにあたってさまざまな映画を見たと思いますが、映画の内容で知らなかったことはありますか?

 

経済難や治安の悪化による、市民の国外流出や、紛争によって命がけで他国に避難し、密入国をする人たちが後を絶たなかったということを知りませんでした。また、ひとつの国の中でも宗教の違いがあること、"難民"という言葉自体は知っていたけど、その実態は映画を通して学ぶことができたと思います。テレビではなく映画を通して見ることで、より難民問題を身近なものに感じました。

 

eibun20240124_02.jpg

 

――何が大変でしたか?

 

さまざまな情報がある中、それを分かりやすく簡潔にまとめるのが大変でしたかね。難民をテーマとしている為、間違った情報を載せないように作品の背景の事前調べが欠かせなかったですね。映画の情報自体もあまり公開されていなかったので少し手こずりました。

 

――下調べはどのようなことをされましたか??

 

日本で有名な監督では無かったので、まず調べるところから入りました。けど、調べても日本語で出てこなかった為、そこも解読しながら理解を深めるのが難しかったです。

 

――工夫した点はどこですか?

 

グループでの作業だったのでそれぞれの記事に繋がりができるように気をつけました。どの写真を使えばより関心を持って貰えるか等気をつけながら、実際に作中のワンシーンから選びました。

 

――全体を通した感想をお願いします。

 

通訳専攻の学生だけが参加できるので、制作に関われてうれしかったです。世界中の情勢にも目をむける大切さに気づかされました。私たちの記事が色んな人の目に止まって、もっと多くの人にこの映画祭について知ってほしいなと思います。

 

eibun20240124_03.jpg

 

学生たちが制作した記事は以下のリンクからご覧いただけますので、ぜひ一読下さい。


 

■関連リンク

『ビバ・マエストロ! 指揮者ドゥダメルの挑戦』

『南スーダンで生きる ~ある家族の物語~』

『マインド・ゲーム 〜自分の道を信じて〜』

『私は歌う ~アフガン女性たちの闘い~』

『心の涙をことばにして ~今日を生きる子どもたち~』

難民映画祭(公式サイト)