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TOEIC Ⓡ テストで4人の4年生が900点突破!

2022.04.27

  • 学生活動

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去る2022年2月に、英語英米文学科の留学プログラムSTAYSから帰国した学生たちが学内TOEICを受験しました。このうちの4人が、900点以上を獲得するという素晴らしい結果を残しました!

大下夏美さん(900点)、森麗さん(925点)、通山千晴さん(900点)、山崎真帆さん(940点)の4名です。3年次終了時点で、TOEICテストのスコア(990点満点)で最高レベルに達したことになります。

現在は4年生となった彼女たちに、TOEICの勉強法などについてインタビューを実施しましたので、お届けします(以下、敬称略)。



問1.今回、みなさんは、TOEICスコアの最高レベルである900点台を獲得しました。まずは、素直なご感想をお聞かせください。


大下:素直に嬉しかったです。卒業までに900点を取ることを1年生のころから目標にしてきたので、3年間の成長を数字として見ることができて、達成感がありました。また、さらに上を目指すモチベーションも高まりました。

森:将来900点以上取れたらいいなと入学したころから思っていたので、結果が届いたときは本当に嬉しかったです。

通山:元々、私は英語が得意ではなく、入学当初は900点には程遠かったので正直とても驚きました。それと同時に、これまでの大学生活や留学経験で培った英語力が数字として結果に表れてくれたと思うと嬉しいです。

山崎:就職活動開始までに900点台を取ることが目標だったので、素直にうれしいです!

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問2.これまで、TOEICスコア900点以上を獲得するために、どのような勉強をしてきましたか。何か特別な勉強法または秘訣があれば教えてください。

大下:特別な勉強法というよりは、大学での授業はもちろん、映画やドラマなど日常の中で触れる英語全てが本番で活きているような気がします。また、今回履修していた「上級実用英語Ⅳ」(英語英米文学科の専門教育科目)はTOEICの演習に特化した授業でしたが、この授業で学んだTOEIC戦略がかなり得点に直結していたように思います。

森:正直に言いますと、授業以外でそこまで勉強はしていなかったです。ただ、私は洋楽や海外ドラマが好きだったので、それらを趣味兼教材として毎日英語に触れていました。好きな海外のYouTubeの動画を見るだけでも勉強にかなり役立ったなと思っています。

通山:趣味として海外のドラマやリアリティ番組をNetflixでよく見ていました。その際に英語と日本語のどちらの字幕も表示される同時字幕機能を使っていました。ドラマを見るだけで聞こえてきた英語が字幕と合っているか、そこから日本語にどう変換されているのか確認できるので一石二鳥で楽しく英語を学習できました。自分にあった楽しいと思えるやり方で継続することが一番の秘訣だと思います。

山崎:英語英米文科で開講されているTOEIC対策用の授業を履修したりしました。それ以外では単語帳や問題集を使って勉強したこともあります。秘訣としては、まずはTOEIC頻出単語を多く覚えた後に、できるだけ多くの問題を解いてTOEICに慣れることだと思います。

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問3.今回のTOEICスコアの高得点獲得に、STAYS(英語英米文学科の留学プログラム)は、特にどのような点で役立ったと思いますか。

大下:日常生活において聞こえる言葉が全て英語だったことで、耳が英語に慣れたことが一番役立ったと思います。個人的には、ホストマザーと毎日1対1で会話していた時間もリスニング力向上に大きく役立ち、そのおかげでTOEICのリスニング・セクションでは満点を取ることができました。

森:留学は、話す力はもちろんですが、特にリスニングの力の伸びにつながったと感じています。留学の初期に聞き取れなかったものが、後半になるにつれて聞き取れるようになった経験は、かなりTOEICのスコアに反映されたと思っています。

通山:英語のリスニング力の向上に役立ちました。留学当初、ホストマザーや現地でできた友達の話す英語の速さに圧倒されました。会話をするうえで聞き取ることは最も重要なので、自然と高速の英語にも慣れて会話もうまくできるようになりました。そして留学後にTOEICを受けた際、英語がゆっくり聞こえてきてリスニングの点数が大きく向上しました。

山崎:STAYSは、リスニング能力の向上に役立ったと思います。留学以前ではリーディングの方が得意でリスニングが全体の足を引っ張っている状態でした。留学中はできるだけ現地の人と会話をすることで、英語がよく聴き取れるようになったと思います。その結果、留学後に受けたTOEICではリスニングの点数を大幅に伸ばすことができました。

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問4.最後に、安田女子大学英語英米文学科の後輩たちや、本学科への進学を目指す高校生に向けて、メッセージをお願いします。

大下:安田の英語英米文学科はネイティブ・スピーカーによる授業が充実していたり、STAYSがカリキュラムに含まれていたり、英語を追求できる環境が整っていると思います。それらを最大限に活用して、一緒に成長していきましょう!

森:英語英米文学科に進学されるみなさんは、少なからず英語が好きな方ばかりだと思います。好きこそものの上手なれと言いますが、本当にその通りだと思います。ただ、大学四年間を通して英語以外にもたくさん学べることがあると思うので、少しでも興味があることにはとりあえずチャレンジしてみてください。どれも必ず良い経験になると思います。

通山:STAYSは私の人生の中で本当に充実したものとなりました。思い切り楽しんで、充実しながら英語も学んでいってほしいです。頑張ってください!!

山崎:安田女子大学英語英米文学科には留学プログラムがあるのはご存知の通りで、資格の勉強に役立つ授業や、ネイティブ・スピーカーと話せる機会がたくさんあるので、英語を通して様々なことを学ぶことができる学科だと思います。ぜひ安田女子大学英語英米文学科にお越しください!

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彼女たちの学年は、新型コロナウィルス感染拡大の影響を受けて、STAYSの実施の延期や期間短縮を余儀なくされました。しかしながら、そのような状況下でも安全性に最大限の配慮をしながら実施したSTAYSから、彼女たちは多くのことを学び、TOEICのスコアアップに結実させました。また、そのような飛躍を可能にしたのが、STAYSだけでなく、彼女たちが1年次から続けてきた日々の努力であったことも特筆すべきでしょう。