

TOEIC高得点者に聞く勉強方法
2015.07.22
英語英米文学科では、年に2回、学生全員にTOEICの受験を義務化しています。これに対応するため、入学時から「英検・TOEIC演習」の授業も開講し、着実な成果を上げています。学内広報紙『まほろば』において、2年生で既にTOEIC 700点を超えている学生、3・4年生で800点を超えている学生の勉強方法を紹介したのですが、今回はそこに書ききれなかった話をまとめてご紹介します。
TOEICの勉強法についてですが、出題傾向や時間配分についてのノウハウは「英検・TOEIC演習」という授業でしっかり勉強し、普段の生活では、基本は単語を覚えつつ、時間があるときには公式問題集を解いて実践的な場数を踏む練習をすることを心がけています。(2年生)
授業でTOEICの対策と傾向の授業がとても役に立っています。ちょっとしたポイントなど、得点アップに繋がることばかりです。他には隙間時間を活用して、通学のバスでは単語帳を見たり、お風呂の中では英語を聴いたりしています。(2年生)
私が入学して最初に受けたTOEICの点は645点。その結果に少し満足してしまい、次のTOEICでは635点と10点下がってしまいました。それが悔しくて、悔しくて、そこから対策を始めました。ネットでTOEICの解き方を調べ、公式問題集を図書館で借り、どの解き方が自分に合っているのか調べました。私に合っているのはリーディングパートをパート7からパート5へと逆に解いていく方法です。そうすれば集中力のある状態で長文問題をこなすことが出来、また、例え時間が足りなくても配点の高い長文を落とすことがないからです。単語帳を読むにしても、Amazonのレビューを読んで、他の人がどのようにその単語帳を使っているのかを参考にしています。このように対策していたら、留学前に715点、留学後に800点を取ることができました。私は効率が悪く、何をするにも時間がかかってしまう性分なので、他の人を参考にしたり早目に対策をしたりことで少しずつ点を上げていくことができました。TOEICの点を上げたいという方がいましたら、よろしかったら参考にしてみてください。(3年生)
授業の予習・復習を人一倍しています。リーディングの授業は別にノートを一冊作って本文の訳を書き、ディクテーションは意地でも100点を取るまで諦めません。こうした日々の小さな積み重ねが結果につながっていると感じます。(4年生)
学問に王道なし。当たり前のことかもしれませんが、みんな明確な目標を設定し、日頃の時間の使い方や問題の解き方に工夫を凝らし、日々努力を積み重ねています。英文科の学生は、忍耐強く、自分の目標に向かって頑張っています。