

STAYS(アメリカ派遣6ヵ月留学)引率者より
―カリフォルニアからの近況レポート―
2021.11.24
11月11日に学生47名と渡航して一週間が経過しました。
渡航直前の 11 月8日、それまで PCR 陰性証明書の提示のみであったアメリカへの入国条件が『ワクチン二回接種者の入国を認める』と厳格化されました。ただし、新たな入国条件下では、入国後の行動制限を緩和する取扱になりました。改めて早期の学内でのワクチン職域接種無くしてこの時期の渡航は実現していなかったとつくづく実感しました。
到着初日、サンフランシスコ国際空港から大学のバスでキャンパスに向かう途中、学生達は移動の疲れをものともせず、元気一杯で、車窓に映る初めてのカリフォルニアの景色や街並みに見入り、嬉々として友人達とはしゃいでいました。楽しそうで生き生きとした彼女達の様子を見て、本当に STAYS が実施できた喜びを感じました。
昼過ぎにキャンパスに到着。その後オリエンテーションを受け、ホストファミリーと対面しました。密を避ける為、時間差のスケジュールで現れるホストを待っている間の彼女たちの不安と期待の入り混じった表情は、ホストの顔を見た瞬間に喜びに変わりました。カリフォルニアでは他州に比べて多様な文化に触れる機会が多いです。彼女達もホームステイを通じ多面的なアメリカ社会の一端を学ぶことでしょう。
二日目午前は UCDスタッフによる講話と生活や安全指導及び交通ルール、学科による授業に関する説明、PCR 検査学内受検の為の登録等を行い、午後からは自転車の受け渡しが行われました。
なぜ自転車を受け渡されるのか?その理由はキャンパスの広さです!UCDのキャンパス面積は22㎢と東京ディズニーランド43個分を超える広大なキャンパスです。キャンパス内の移動には自転車が必須です。
三日目は土曜日、澄んだ青空の下、キャンパス内を自転車で散策。週明け月曜日から本格的な授業開始、到着後初めての PCR 検査を受検、全員が陰性であることが確認できました。
今後も学生の安全を第一で、学生たちが多くのことを学び体験できるようにサポートし、引率任務に取組んで参ります。
国際交流課 森脇 宏之
※写真撮影のときのみマスクを外しております