10月3日（土）に１年生保護者を対象としたSTAYS説明会を開催しました。留学は人生における一大イベントです。アメリカでの学びを実りあるものにするためには、事前の準備がどれだけしっかりできているかで決まると言っても過言ではありません。１年生の皆さんは今回の説明会で留学が具体的に迫ってきていることを感じてくれたことと思います。

　説明会では、留学の意義、留学先の大学における授業や学生生活について、写真を示しながら情報提供をしました。先輩方の暮らしが実際に分かるような写真も紹介したのですが、皆さん興味深そうにご覧になっていました。留学を経験すると人は自立すること、人と交わること、周りに感謝することの大切さを学びます。保護者、そして学生の皆さんが家族で留学の素晴らしさを理解いただけたのであれば、説明会の目的は果たせたと言えるのではないでしょうか。

　先日、教職を希望する英文科３年生（昨年度のSTAYS生）が参加している介護等体験で、学生がお世話になっているデイサービス施設を訪問しました。施設の方からは「学生さんが物怖じすることなく、施設利用者の方と積極的にコミュニケーションをとっている」とお褒めの言葉をいただきました。「英語英米文学科の学生は留学においていろんな人と英語で交流するからかもしれません」とお返事すると、「なるほど」と納得された様子でした。留学の目的は英語だけではありません。人間としてより賢明な生き方ができること、これが大きな財産になるのだと思います。

　１年生の皆さんはこれから本格的に留学の準備が始まります。我々、教職員も更に頑張って留学指導に取り組んでいきたいと考えています。みんなで充実した留学を実現しましょう！