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カナダの高校での日本語教育インターンシップを終えて(カナダの生活)

2015.12.08

  • 学生活動

 カナダの高校での日本語インターシップに参加した英語英米文学科の4年生吉田さんを先月HPで紹介しましたが、今回、カナダでの生活についてレポートをしてくれました。 紹介します。

 私はインターシップで滞在したカナダで、10か月の間、ホームステイをしていました。 ホームステイ先は三人家族で、ホストマザーとホストファザーと中学生の男の子がいました。家族はとても気さくでフレンドリーな人達でした。とても優しく、休日は私を色々な所に連れて行ってくれました。またカナダの文化を教えてくれたり、おいしい料理も作ってくれました。

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 私のホストマザーとホストファザーは料理がとても上手で、毎日家に帰るのがとても楽しみでした。料理がこんなにもおいしかったことは、私がカナダで10か月楽しく過ごす事が出来た理由の一つだと思います。特に私が大好きだった料理はアルバータ牛のステーキです。ホストファザーがBBQコンロでミディアムの焼き加減で焼いてくれて、付け合せにマッシュポテトをつけてくれます。とてもおいしく、私の大好物の一つです。私の誕生日には、ホストマザーにお願いしてアルバータ牛のステーキをたくさん食べさせてもらいました。

 休日はホストとキャンプに行ったり、ハイキング、またモールにつれていってもらいました。私の住んでいた町はロッキー山脈から車で一時間ほどのところにあり、ハイキングやキャンプの度にロッキー山脈につれていってもらいました。今まで写真でしか見たことがなかったロッキー山脈はとても迫力がありました。とてもきれいで、私はカメラで景色をとるのももったいなく感じて、窓からじっと景色をみるばかりでした。いつでもこのようなきれいな景色を見に行けるカナダの人達を本当にうらやましく思いました。

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 平日の夕方は週3回、私の日本語の先生と一緒にジムで運動をしていました。始めはダイエットのためにと始めた運動ですが、先生とコミュニケーションをとる場にもなり、アドバイスをもらったり、仕事のことを相談する良い場にもなりました。 また、夏場は日が落ちるのが遅いのでジムにはいかずにホストとよく犬の散歩にでかけていました。いつも私の事を気にかけ、たくさん話してくれ、インターンでの仕事以外の事も経験する機会を多く与えてくれたホストファミリーや友達には感謝してもしきれません。次は日本に招待し、日本の文化、料理たくさんの事を経験してもらいたいと思っています。

 カナダという国は、移民の方々が多く、他国民の方にもとてもきさくだと感じます。豊かな自然に恵まれ、冬は雪が道全体を覆い真っ白になり、とても綺麗ですし、夏は緑が茂っていて吹いている風が気持ちよいのです。本当にとても住みやすい国でした。カナダでの10か月は 私にとって他国の文化を知ると同時に、今までよく知らなかった日本の文化をも知る機会となりました。「良い経験をした」というだけでまとめられない程、この経験は私の価値観や視野を広げてくれました。 また必ずカナダに戻り、伝えきれなかった「ありがとう」をホストファミリーと友達に伝えたいと思っています。

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