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初めての海外生活

2015.08.04

  • 学生活動

英語英米文学科2年生の國廣愛子さんは、2年次後期にある全員留学のSTAYSの練習も兼ねて、1年次の春休みにカナダに6週間の留学に行ってきました。初めての海外生活だったようですね。その時の研修の様子についてレポートしてもらいました。

 私は1年生の春休み中、短期留学でカナダのバンクーバーへ行きました。海外での暮らしがどんなものか、今の自分の英語がどのくらい通用するのかを試してみるために、2年生の9月から行く半年留学のSTAYSの予行練習として行きました。私はダウンタウンにある語学学校へ6週間通いました。私が仲良くなった友達は既に英語を流暢に喋っていて、私はそれについていくことができずに黙っていると、よく"Are you ok?" と聞かれました。このことはとても辛く、最初の1、2 週間はなんで自分はこんなに英語を話すことができないのだろう、この1年間自分は何を勉強してきたのだろうと悩みましたが、短期留学なので悩んでいる暇はないと思い、とりあえずなんでも口に出そう!リアクションを大きくして明るく振舞おう!と吹っ切れてからは気が楽になりました。


 英語学習では先生が喋っている言葉を真似してみたり、今日はこの文法とイディオムを何回も使って話していくぞ、と一日の目標を決めて過ごすようにしました。そうすることによって、口が勝手に覚えて以前よりもしゃべることができるようになったと思います。英文を読むときは、感情を込めて強弱をつけることを意識しました。 街でフリーペーパーをもらえるので、それを読んで口に出したりイディオムをピックアップして活用し、単語や文法を覚えるときは自分なりの例文を作り、好きな洋楽を聴いて自然な日本語に訳したり、洋画を字幕なしで観るようにしました。放課後は友達とよくカフェに行き、週末も楽しむことができました。ダウンタウンには昼でもホームレスの人がいて食べ物やチップを乞うていたり、バスや地下鉄では読んだフリーペーパーをそのまま席に置いていき、次にそこへ座った人がそれを読むという読み回しには驚きました。バスでは降りるときにみんな大きな声で "Thank you." と言っていたので、少しびっくりしましたが、私も真似して言うようにしました。

 私が今回の経験で一番大事だと思ったことは、英語を話すことに慣れるということです。私は行くまでインプットはしていても、アウトプット、つまり口に出す英語を練習するということはしてきませんでした。毎日英語を話すことによって積極性も出てきて、アルバイトでは外国の方が来店すると英語で対応して、時間のある時は旅行や母国の話を聞いたり会話を楽しむことができるようになりました。英語を話すチャンスがあるならばとことん使っていくことが必要だと思いました。私はこの6週間で英語にたくさん触れて、もっと学びたい、もっと喋れるようになりたいと思いました。これからはSTAYSに向けてしっかりと準備していこうと思います。

  • eibunkaigai2.jpgガスタウン:世界で唯一の蒸気時計台
  • eibunkaigai4.jpgスタンレーパーク:とても大きな公園でここでハイキングを楽しみました

  • eibunkaigai1.jpgクラス写真:このときは韓国、中国、メキシコ、台湾の友達がいました
  • eibunkaigai3.jpg帰国時のさよならパーティー:韓国人の友達が開いてくれました