• 学科ニュース

世界と語るために

2020.11.25

  • 学科紹介

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(学生達がクラスで提示した記事の一部)



英語英米文学科には多様な選択授業があります。3年後期の「時事英語」では、最新の世界のニュースをクラスで共有していきます。学生達は自分で英語で発信されているニュースを選び、それに関してクラスメートに問いかけ、一緒に考えていきます。コロナ感染の世界的影響、アメリカ大統領選、ノーベル賞発表、東京オリンピック延期といった、この2020年特に話題となった話題から、世界が何年も直面し、繰り返しニュースとなってきた事柄-地球温暖化、エネルギー供給、戦争、テロ、民族、経済、貧困、人種、ジェンダー、セクシュアリティ、偏見、ステレオタイプ、ソーシャルメディア、人々を魅了するアートやエンターテイメントにいたるまでと幅広い話題を取り上げています。当たり前のことのように、英語で書かれたニュースを理解し、英語で問いかけ、英語で応答をしていく学生達の姿には、これまでの1年生からの3年間着実に英語力向上につとめてきた努力が見てとれて、感心させられます。
何よりも、こうした英語を専門として学んできた彼女達が、「世界について語る」だけのために英語のニュースを読もうとしているのではなく、「世界と語る」ために読んでいこうとしていることが素晴らしいと思えます。英語を使い、世界の人々と繋がって、語り合い、ともに新しい世界を築き上げる―そうした姿勢を持っている若者の姿がここにはあります。毎回の授業で、そうした若い人達を見ることができることは教員として幸せだと思います。(担当教員、青木順子談)

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(9月25日 桜の木に、空に、小さな秋を見つける、そんな日)


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(11月4日)


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(11月9日)


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(11月10日)


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(11月14日)


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(11月14日 オンライン授業から対面授業になった6月、学生達が戻ってきたキャンパスはすでに一面濃い緑でした。後期は最初から対面授業なので、日々変化していく紅葉のキャンパスを学生達も楽しめたことでしょう。教室に向かう途中で思わず立ち止まってしまう、そんな美しい秋のキャンパスでした。)


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(11月24日 朝)