

世界と日本をつなぐ通訳専攻
2020.07.08
英語英米文学科では、2年次から3専攻(「英語文化」、「英語教育」、「通訳」)に分かれて学修を進めます。
今回、「通訳コース」で学んでいる3年生の学生達がインタビュー記事を投稿してくれましたので、紹介させていただきます。
1. なぜ通訳専攻を選択したのですか。
もともと英語を使った仕事に興味があり、通訳専攻があると知ったときにこの分野に挑戦したいと思いました。通訳士は聞いた言葉を瞬時に、また正確に訳すので高いリスニング力とスピーキング力が求められます。このようなスキルは通訳士のみならず、他の仕事にも生かすことができます。以上の利点から通訳専攻を選択しました。
2. その目的を達成するために一番役立つと感じる授業は何ですか。
John McLean先生の「通訳ワークショップ」です。この授業では主に逐次通訳の練習を行っています。逐次通訳とは、発言者が話した後にいったん区切り、通訳者が訳すという通訳方法です。これは非常に難しい訓練ですが、困ったときには先生が的確なアドバイスをくださるので前向きに頑張ることができます。加えて、門田恭子先生の「英語とキャリア」もスキルアップにつながります。この授業ではビジネスに関する知識とビジネスメールの書き方について学びます。ビジネスメールを実際に書いて理解を深めることで社会に出たときの自分の強みにつながります。
3. 「通訳ワークショップ」では、具体的にどのようなことをしていますか。
BBC Learning Englishを使って、シャドーイングをします。シャドーイングとは、聞こえてくる音源をそのまま追って繰り返す訓練のことです。逐次通訳と同時通訳はトレーニングの1つとして毎週行っています。課題として、シャドーイングと通訳に関するトピックのプレゼンテーション作成があります。
4. 通訳士に求められる能力で、最も難しいと感じるものはなんですか。
逐次通訳です。人の話を聞きながらメモを取り、正確に伝えなければならないからです。この苦手を克服するため、ノートテイキングのテクニックを身につけたいと思います。
5. 夏休み中に取り組みたいことを教えてください。
TOEICで850点をとることを目標に勉強します。また、外資系の会社で働く可能性に備えて日商簿記3級を取得したいです。John McLean先生のご指導のもと、映画の字幕作成に携わることができるInternational Film Festivalにも参加する予定です。
6. 最後に一言お願いします。
今まで学習したことがないような新しい分野に触れることができます。留学で身につけた英語力をこの専攻を選んでさらに伸ばしてみませんか。皆さんとお会いできることを楽しみにしています.。
(Answers: 三木由梨奈)(Questions: 小池真古、野村彩花、植村日向子)