

「広島市有給長期インターシップモデル事業」において、学生が優秀賞を受賞
2015.12.21
英語英米文学科3年生の伊藤菜々美さんは、「平成27年度広島市有給長期インターンシップモデル事業」(広島県内8大学が参画・企業・自治体で研修)に参加し、11月28日の報告会での発表において、研修内容、発表態度とも優れているとして、優秀賞に選ばれました。伊藤さんが、後輩の人に向けて、その体験を書いて記事を寄せてくれましたので、紹介いたします。
平成27年11月28日、広島市立大学での「広島市長期有給インターンシップモデル事業報告発表会」に参加し、インターンシップで経験したことやそこで学んだことについて発表しました。
この報告発表会では、様々な企業・大学関係者や大学生などが参加していました。普段の学生生活の中では、こうした豊富な経験を積んでこられた多くの方を前にしてプレゼンをする機会など滅多にないのでとても緊張しましたが、私の目の前でにこやかに聞いてくださっている、就業先の方々に全ての感謝を伝えたいと思い、心を込めて話しました。私は他大学の学生と二人で就業し、発表も二人で協力して行いました。また、インターンシップ(研修先:株式会社ケーツーエス)で英語の接客マニュアルや既存のメニューの英語翻訳などをさせて頂いたことを具体的に話したことなどが評価され、優秀賞も頂くことができました。
このインターンシップには多くの利点があります。例えば、一般的な、1日~2週間、無給のインターンシップと異なり、長期有給インターンシップでは、学生と企業が雇用契約を結び、8月上旬から9月中旬までの約一カ月間、実際の職場でよりリアルな就業体験をします。そのため業務内容が濃く、責任も問われる中で働くことができます。また、その中で企業の方と深い関わりを持てます。この事業では、インターンシップの間に限らず何度も研修が行われ、様々な企業で働く他大学の学生とも交流しました。普段は同じ学科の学生としかあまり話しませんが、様々な分野に特化した学生たちが頑張っている様子を聞くことで、新たな人脈と視野を広げる有意義な期間ともなりました。
こうした様々な経験は、今目標に向けて前向きに歩むための自信となっています。皆さんも興味を持ったことを行動に移し、新しい発見をしていってください。皆さんの人生がさらに生き生きとしたものになることを願っています。