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G7広島サミットの国際メディアセンターで通訳専攻の学生が通訳業務を担当しました

2023.06.06

  • 学生活動

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5月19日(金)から5月21日(日)まで開催されたG7広島サミットに英語英米文学科から通訳ボランティアとして参加した学生たちに、「国際メディアセンター」での通訳業務について報告していただきました。




川原奈津希さん:主な活動として、国際メディアセンター内の、原爆資料を展示する平和スペースを訪れた海外メディアの方々に、どのような資料が印象に残ったか、資料を見てどのように感じたかなどのアンケートを行いました。また、広島の伝統工芸品や最新技術などの技術品が展示する魅力スペースでは、展示を見ている方に感想を伺うという活動をしました。


さらに、記者の方からの依頼で取材の通訳も行いました。この時には、通訳専攻の授業で習得した技術を活かして通訳をしました。授業で何度も練習しましたが、やはり実際に通訳をするのは難しく苦戦しました。しかしもっと英語を話せるようになりたいというモチベーションに繋がったので、とても良い経験ができたと思います。海外メディアの方と何度か話す機会もあり、今まで学んできた英語を活かして新しい知識を得ることもできました。とても貴重な経験ができたと思います。


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野田海奈さん:昨年度アメリカに5か月留学しましたが、広島から来たと言うと原爆についての意見を聞かれることがありました。留学当初は、十分な英語力がなく自分の平和に対する思いを上手く伝えることができませんでした。しかし、そのことが悔しくて平和や紛争に関する記事を英語でたくさん読んだり、関連する単語を調べたりしました。そのおかげで、平和スペース内の記事をスラスラと読むことができ、アンケートを行った時も相手の方の英語を理解することができました。


留学中は自分の考えを英語で伝えるために努力しましたが、今回は海外の方々の生の声を聴くという貴重な経験をさせていただきました。G7広島サミットを通して世界中で平和への思いが深まったと感じています。私自身も英語で話す楽しさを再認識し、さらに英語力を向上させたいと改めて思いました。