

ESSの英語劇の思い出(1)
2016.02.21
英語英米文学科の学生には大学のサークルであるESSにはいって活動する学生達が大勢います。4年間ESSで大活躍をしてきた4年生ももうすぐ卒業を控えています。今日はそうした4人の学生、黒田ひかりさん、時末梨花さん、宮本理恵子さん、そして山際雅恵さんに集まってもらって、ESSの思い出について語ってもらいました。
Q1: まずESSの活動について教えてください。
「Hello, everyone!! 皆さん、ESSによる英語劇をご存知でしょうか? ESSは、毎年12月にまほろばホールで英語劇を上演しています。私たち4年生は、留学期間(2年次)を除いて今までに『赤毛のアン』、『麗しのサブリナ』、そして『ローマの休日』の3作品に携わってきました。1作品にかける期間は約4ヶ月。覚える台詞は、約100ページ。自分達で一から劇の構成を考え、パンフレットや大道具、小道具まで作成していきます。」
Q2:今までの劇で一番感動した瞬間は?
宮本「3年生のときの劇が終わった瞬間かな~。4年生からは表舞台で演じることもなくなるし、みんなと集まる機会が少なくなると思ったら自然と涙が出てきた。」 黒田「私は1年生のときの劇が感動したよ。大役を任せられていたからプレッシャーもあったし、何もかもが初めてだったから戸惑いもあった。だけど、それだけ達成感を感じられたと思う。」 時末「私は、卒業した先輩が自分たちの劇を見に来てくれたときかな。先輩たちからたくさんのことを教えてもらったから今の自分たちがあるんだと実感したな。」 山際「みんな色んな思い入れがあるんだね。私は劇が終わったあと後輩が『毎週、ESSのサークルに行くのが待ち遠しくてしょうがないんです。』と泣きながら言ってくれたことが一番心に残ってるよ。そんなに楽しみにしてもらえるような素敵なサークルになったんだと思ったら嬉しくなった。」
Q3:力になっていることは?
宮本「就職活動のときにはとても役立ったよ。『学生時代に頑張ったこと』のエピソードとして自信を持って自分をアピールできた。」 時末「私も、教員採用試験の面接の場で、英語でスピーチする機会があったんだけど、堂々と話せたよ。人の心を打つような話し方ができるようになったのは劇のおかげかな。」 黒田「なるほどね。私は、忍耐力がついたかな!劇の練習期間中は朝から晩まで練習に打ち込んでいたから。100ページくらいある長い台詞も頑張って覚えたよね。」 山際「私は元々人前に立つような性格ではなかったけれどESSで部長をやっていたおかげで、リーダーシップが身に付いたと思う。それから全体を見渡しながら、行動していく力も。」
4年間の思い出は語りつくせないほど一杯あるようです。そうした充実した活動は、就職活動でもしっかりと役立ったとのことです。