

スカイマーク株式会社の客室乗務員に内定した4年生へのインタビュー
2024.12.13
安田女子大学の英語英米文学科は長年にわたって多くの客室乗務員を輩出しています。客室乗務員になるという夢を実現するために英語英米文学科に入学し、見事にスカイマーク株式会社から内定をいただいた4年生の武内陶子さん(広島文教大学附属高等学校出身)にインタビューを実施しましたので、どうぞご覧ください。
◆客室乗務員を目指すきっかけを教えて下さい。いつ頃から客室乗務員になることを意識し始めたのでしょうか?
中学生の頃から、英語を使って人々の「旅」を支える仕事に就きたいなと思っていました。客室乗務員という職業も、その頃から候補の1つとして考えていたと思います。また、昔からぼーっと空を見ることが好きで、空の上で仕事をするってかっこいいなという漠然とした憧れもありました。
◆安田女子大学の英語英米文学科に入学することを選んだのは、客室乗務員になるという夢と関係がありましたか?
はい。大いに関係しています。高校生の時に参加したオープンキャンパスがきっかけでした。その際、当時の英語英米文学科4年生で、客室乗務職に内定をいただいている方とお話をする機会があり、本学科では、実践的な授業や留学制度など、グローバルに活躍するための英語力を身に付ける環境が整っていると聞き、魅力を感じました。また、その方の凛とした姿に感銘を受け、私もその方のように素敵な女性になって、客室乗務員として活躍したいと思い入学を決意しました。
◆実際に安田女子大学の英語英米文学科で受講した授業やアメリカ留学は、客室乗務員になるという夢に役立ちましたか?
はい。とても役に立ちました。オールイングリッシュの授業や約5ヵ月の留学を通して、実践的な英語力はもちろんのこと、豊かな国際感覚を身に付けることができたと思います。例えば、英米文学の授業からその国の歴史や文化を学んだり、映画や英字新聞を基に行われる授業を通して、国際的な社会問題などにも目を向けられるようになりました。「人種のサラダボウル」とも呼ばれるアメリカでの留学では、アメリカだけでなく、中国、マレーシア、メキシコ、ブラジルなど多様なバックグラウンドを持つ友人ができ、彼らとの関わりを通して異なるものを受け入れる力が自然と身に付いたと思います。
飛行機を利用するお客様も、さまざまな事情、バックグラウンドを持っておられます。4年間を通して培った語学力や柔軟性を活かして、機内で接するお客様お一人おひとりのニーズに合わせたサービスをし、快適な空の旅を提供したいと考えております。
◆安田女子大学には、客室乗務員を目指す学生のための課外講座がありますが、その講座に関する感想をお願いします。
人として大きく成長できる講座でした。先生は、航空業界に就くための面接練習や小手先の技術だけではなく、内面から人間性を磨き、素敵な女性になるための方法や考え方を教えてくださいます。講座中に先生からいただいた、"Some beautiful paths can't be discovered without getting lost."(美しい道は迷子にならないと見つけられないものである。)というお言葉は就活期間中ずっと私の背中を押してくれました。そしておそらく、これからもしんどい時に私の励みになってくれると思います。素晴らしい先生のもとで、同じ目標を持つ仲間と一緒に夢を追いかけられたことに感謝の気持ちでいっぱいです。
◆就職活動が始まって、1次選考、2次選考、最終選考へと進み、内定を得るまでに努力したこと、そして内定を得た時の感想をお願いします。
1冊の就活ノートを作り、講座の先生から教わったことや日々の気づき、企業研究や徹底的におこなった自己分析などなんでもそのノートに書き留めていきました。そして、面接で自分の思いを自分の言葉で、自信を持って表現できるように何度も何度も練習しました。そのおかげもあり、面接本番では笑顔でハキハキと、自分らしく質問に答えることができたと思います。内定のご連絡をいただいたときは、飛び跳ねるほど嬉しかったのを覚えています。しかしそれと同時に身の引き締まる思いもありました。
◆最後に、英語英米文学科の受験を考えている高校生に向けてのメッセージをお願いします。
英語英米文学科は学生一人ひとりの可能性を広げてくれる、そんな学科だと思います。英語での授業についていけるかどうかとか、将来の夢や目標がまだないとか、不安な方もいらっしゃると思いますが、安心してください。この学科は、どんな時も手厚いサポートで、皆さんの将来を切り開くお手伝いをしてくださいます。そして個性豊かで心強い先生方や先輩方、そして友人と出会うことができます。大学の4年間は何物にも代えがたいかけがえのない時間です。ぜひ沢山の楽しい思い出を作ってください。皆さんが素敵な大学生活を送られることを心から願っております。