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2025年度 就職内定者との懇談会(県内産業)

2025.12.24

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12月11日に、2025年度就職内定者との懇談会が開催されました。この懇談会は、就職活動を終えた4年生が講師となり、就職活動の経験を下級生に伝える英語英米文学科の公式行事です。下級生は、自分の興味のある職種・業種を4つの会場(航空関係、教員・公務員、サービス業、県内産業)から選んで参加します。

この記事では、「県内産業」の会場で行われた懇談会についてレポートします。当日は、県内の有名企業(食品産業総合機械の製造販売、食料品・調味料メーカー、低温物流事業、銀行)に内定した4名の4年生が講師となり、就職活動の報告をしました。各自の体験を「就職活動の準備」、「就職活動中の様子」そして「内定受諾の決め手」という3つのパートに分けて説明しました。自己分析や企業研究、SPIやTOEICの勉強方法について具体的かつ実際的なアドバイスが満載の充実した報告となりました。

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(就職活動について語る4年生)


その後、質疑応答の時間を取りました。「年内にやっておくべきことはありますか」といった切実な質問から、「海外にかかわる仕事はしますか」という英文科ならではの質問まで、活発な質疑応答となりました。

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(4年生のアドバイスを熱心にメモする1年生と3年生)


印象深かったのは、「今、1年生に戻れるなら、何をしたいですか」という質問に対する4年生の回答です。全員が、「勉強をしっかりしたい。そして、しっかり遊んでおきたい」という回答でした。「よく学び、よく遊べ」――その意味は、1年生のときから勉学に励むことはもちろん、「遊ぶ」ことで社会や世間について見識を広げておくべきである、ということでした。

実際に英文科で学問に打ち込み、社会にも目を向けてきた4年生だからこそできるアドバイスだと思いました。

以下に、参加した下級生のコメントを紹介します。

・先輩方からの具体的な経験談が聞けてとても参考になりました。細かい面接練習の方法や、福利厚生の重要さもバランスを見ながら就活を進めていけたら良いと感じました。(3年生)

・一般企業の就活を具体的に何月に何をするというのが知れて良かったです。今すべきこととして、SPIやTOEICなど焦っていたのですが、自分のペースでしっかりと進めることが大切だと分かりました。(3年生)

・就職の「し」の字も知らない状況でこの懇談会に参加しましたが、とてもたくさんのことを知ることができ、自分がこれからすべきことが分かった気がします。ずっと将来の職について不安を抱えていたのが、少し晴れた気がします。貴重な話を聞けて本当にうれしかったです。ありがとうございました。(1年生)