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2024年度「就職内定者との懇談会」レポート:「英語教員・公務員」

2024.12.20

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2024年12月12日(木)に「就職内定者との懇談会」が開催されました。この会は英語英米文学科(以下、英文科)が毎年行っている行事で、内定を得た4年生が講師となって就職活動の実体験を語ることにより、下級生の就職支援とすることを目的としているものです。下級生は、自分の関心に基づき、4つの会場から1つを選んで参加します。この記事では、「英語教員・公務員」の会場の様子についてレポートします。「英語教員・公務員」の会場の4人の学生講師(4年生の内定者)は、教員採用試験合格者のうちから3名(広島県中学校英語合格2名と愛媛県中学校英語合格1名)と公務員合格者のうちから1名(広島市行政事務)が選ばれました。

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懇談会では、司会者である教職担当者(学科教員)から学生講師に質問をしながら話を聞き、続いて下級生からの質疑応答が行われました。教員採用試験あるいは公務員試験対策を開始した時期や用いた教材、問題集、そして様々なアドバイスが4人の講師から後輩に対して述べられました。重要なポイントとして挙げられるのは、教員や公務員は一般就職に比べて試験日程や内定が出る時期が遅いので、焦らずコツコツと努力を重ねる忍耐力が必要であることでした。また大学内で提供されている勉強会に参加することや、自分で工夫しながら勉強意欲を高く保つことが大切であるとのことでした。

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以下は、参加した下級生の事後レポート内のコメント(抜粋)です。

(1年生)

・教員採用試験はまだ先のイメージでしたが、今自分がしなければならないことがより明確になりました。

・教員であろうが公務員であろうが、なぜそれを目指すのかという根幹が大切だと思いました。

・今日の懇談会に参加して、大学に入ってから不安だったことや心配に思っていたことがしっかり聞けて大変役に立ちました。


(3年生)

・具体的な勉強法や使用教材、モティベーションの保ち方などを聞くことができ、大変参考になりました。

・今の自分の勉強量ではまだまだ足りないことがわかりました。今後の刺激になりました。

・3名の教員志望の先輩から具体的なお話が聞けて良かったです。これから面接対策も進めていきたいと思います。


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懇談会が終了しても、1年生と3年生たちは会場に残って4年生に熱心に質問をしました。このような学科内の学年を超えたつながりも、英文科の強みと言えるでしょう。広島県だけでも、非常に多くの英文科の卒業生が英語教員や公務員として多くの学校や官公庁に勤務しています。このようにして英文科の学生・卒業生のつながりがどんどん広がり、就職してからも安田の英文科出身のネットワークがこれからも広がっていくと思います。