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2021-2022 STAYS便り(カリフォルニア④)

2021.12.13

  • 海外研修
  • eibun20211213_00.jpg(写真は、ファーマーズマーケットの様子)


アメリカに到着して、2週間と少し経ちました。到着してすぐは生活していくことで精一杯でしたが、少しずつ授業や生活にも慣れてきました。授業は一コマ50分ととても短いです。あっという間に終わってしまいますが、その分集中して受けることができていると思います。授業は午前中に終わり、たいていの人は学校で昼食をとり、それぞれ好きなように過ごしています。課題の量が多く、学校で残ってやることが多いです。課題の多さに気が引けることもありますが、学校の近くには多くのカフェがあるため、テイクアウトをして勉強をする楽しみもあります。
デイビスに来て思うことは、人がとてもフレンドリーで親切であるということです。困っていたら声をかけてくださったり、こちらから声を掛けたときも親切に答えてくださいます。英語がうまく話せなくても理解してくれようとします。平和ボケしてしまいそうなくらい安全な街であると感じました。日本のニュースであったようなアジア人差別も今のところ受けたことはありません。
先日、サンクスギビングを終え、初めてのアメリカの祝日を経験しました。家族が集まり、多くの食事を作ったり、ゲームをしたり、テレビを見たりなど、日本のお正月のような時間を過ごしました。また、ファーマーズマーケットに行ったりと、アメリカならではのイベントに足を運んだりしました。おいしそうな野菜や果物、スイーツが多く並べられており、とてもわくわくしました。
コロナウイルスの件に関しては、心配はもちろんありますが、ほとんどの場所でマスクの着用が義務付けられています。マスクをしていないとバスに乗せてもらえない光景を何度か見ました。そのくらい徹底されています。また、2週間に1度のPCR検査も義務づけられており、自分が感染していないことを確認でき、また、周りの人が感染していないことも確認できるので、安心して過ごすことができています。
アメリカに来て2週間ほどたちましたが、英語力の上達を目に見えて実感をしているわけではありません。しかし、ホストファミリーとの会話や、授業、そして外出先では英語を使うほかないため、何とかして伝えようとする姿勢は強くなったと感じています。また、アメリカでは、私たちは完全に大人として扱われています。当然のことではあるかもしれませんが、自分のことは自分で考えなさいと言われます。日本ではつい大人に頼ってしまいがちな部分でも、自分で考えるようになり、自立していっていると感じます。まだ留学は始まったばかりではありますが、私たちは十分な時間があるわけではありません。これからも時間を大切にして、多くのことを収穫していきたいと思います。

3年1組 福場万由佳(UCD)

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