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2018-2019 STAYS便り(ピッツバーグ⑤)

2019.02.18

  • 海外研修

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(写真は、インクラインからのPittsburghの景色)


(2018-2019 STAYS生は全員帰国しましたが、掲載されていない便りについては、HPで引き続き紹介します。)

慣れない土地での生活や文化、言いたいことも100%伝えることができない自分の英語力。何度もくじけそうになり、Pittsburghでの留学生活が始まった当初は早く日本に帰りたいと思ってしまいましたが、1月になった今、帰りたくないとしか思えない自分にとても驚いています。しかし、こう思えるのにも時間がかかったのは事実です。留学を通して、本当にいろんな考えを持っている人がいるということがよく分かりました。日本では宗教に対して関心がある人は大多数ではないと思います。しかし外国では、宗教はその人の一部であり、とても重要視されています。また政治でも一人一人が強い意見を持ち、政治について話し合うとすさまじい討論になることもあります。私は宗教や政治についての知識があまりなく、理解するのにとても苦しみました。しかし、ある日私は人には必ずそれぞれバックグラウンドがあり、言いたくない過去も背負っているということを感じ、そこから「違い」を受け入れることができました。Pittsburghでの人との出会いは、私自身の視野を広げ、どれだけ狭い世界に自分がいたのか痛感することができました。残り少ない時間を全力で過ごそうと思います。

2年1組 宮川奈那子 (Pitt)