

1年次で英検準1級合格とTOEIC 850点突破!:英語学習体験報告
2021.04.22
英語英米文学科2年生の川原奈津希さんは、英検やTOEICで優秀な成績をあげ続けています。彼女の英語への取り組みについてインタビュー形式で皆さんに紹介したいと思います。
高校時代の英語学習への取り組み
教員:川原さんは、英語は昔から好きだったのですか。
川原さん:はい、高校2年生くらいからだんだんと好きになりました。塾に通って英会話と英検の勉強をしていました。周りに私と同じように英語が好きな友達がいたので、テストで点を競い合ったりしました。そして高校3年生の時に第1回目の英検の試験で2級に挑戦して合格しました。
教員:英検2級の時の2次対策はどのようにしましたか。
川原さん:高校の英語の先生に面接の練習を何度かしていただきました。あとは、自分でインターネットの情報を参考にして準備をしました。
教員:それで最初の受検で2級に合格したのですね。
川原さん:はい、そうです。
教員:英検の受検対策以外に英語にはどのように取り組んでいましたか。
川原さん:高校2年生の時に家族で1週間ハワイに旅行に行ったり、高校3年生の時に1週間フィリピンに語学研修に行ったりしました。それらの体験でさらに英語が好きになりました。また、洋楽、洋画、インターネット上での英語学習というのもこのころから始めていました。
安田女子大学英語英米文学科に入学してからの英語学習
教員:なるほど。それから安田女子大学英語英米文学科には推薦入試で合格されましたよね。安田の英文を選んだ理由は何だったのですか。
川原さん:半年間の留学プログラムのSTAYSがカリキュラムに組み込まれていることが大変魅力的でした。高校の時よりも期間の長い留学に行きたかったからです。また、安田の英文科は「授業は英語で行う」という授業形態が採られているのも魅かれた原因です。
教員:推薦入試は11月頃に終わりますが、合格後は何をして過ごしていましたか。
川原さん:次の英検準1級受験に向けて英語をコツコツ勉強していました、
教員:そして安田に入学となりますよね。実際に入学してみてどうでしたか。
川原さん:様々な授業があって楽しいです。TOEICや英検の得点アップにつながる内容の授業も多くあり、大変勉強になります。まだ1年しか経っていないので、これからますます英語の授業が増えていくのが楽しみです。
教員:大学に入ってからの英検の受検について教えてください。
川原さん:はい。実は高校3年生のときに第3回目の英検で準1級にはじめて挑戦してみたのですが、不合格でした。また、TOEICも同じ時にはじめて受験して535点でした。
教員:それは高校3年生としてはなかなか健闘しましたよね。それで準1級の2回目の受検は大学に入ってからですよね。
川原さん:はい。安田の英文科に入学して1年次の最後の英検で準1級に合格することができました。
教員:おめでとうございます!英文科の場合、STAYSから帰国して3年次に準1級に合格する方が多いのですが、川原さんの場合STAYSに行く前にすでに準1級に合格しましたね。得点の方はいかがでしたか。
川原さん:1次試験と2次試験の合計点が3000点中2441点でした。リーディング、リスニング、ライティング、スピーキングのどれもバランスの良い点を獲得することができたと思います。
教員:ちなみにTOEICの方はどうですか。安田に入学前は535点ということでしたが。
川原さん:はい。TOEICの方も大学1年次の最後に受検したテストでは850点を取得することができました。
教員:それはすごいですね!一般的には英検準1級はTOEICに換算すると730点くらいと言われていますので、TOEICの得点から見ると川原さんは英検準1級のレベルはすでに超えていますね。どういう勉強をしていましたか。
川原さん:特に変わったことはしていないのですが、英検準1級用の標準的な問題集をしていました(記事の冒頭の写真)。あとは、大学の様々な授業でももちろん英語を一生懸命勉強しますし、英検やTOEICに特化した授業もとても有益でした。
教員:よく考えると、川原さんの場合、大学に入学してから約1年間でTOEICが300点以上もアップしていますよね。
川原さん:検定試験のための勉強ばかりしているわけでもないです。大学の様々な英語に関する授業の予習復習をもちろん一生懸命しています。また、自分独自で行っている勉強として、先ほどお話ししたように高校の時からですが、洋楽を聴いたり洋画をよく観ています。あと、YouTubeやSNS上で英語にもたくさん触れています。また、シャドーイングも最近始めてみました。だいたい毎日2~3時間は英語に触れています。
今後の目標
教員:今後はSTAYSに参加したり、大学の授業もさらに英語に特化したものが増えてきますね。楽しみでしょう。ちなみに、将来のこととかは考えたりしていますか。
川原さん:はい、将来は英語を使う仕事に就けたらいいなと考えています。あと、STAYSから戻ってきてからになるか、卒業してからになるかわかりませんが、再度何らかの形で海外での学業や仕事などにもチャレンジしたいと考えています。
教員:2年生の学生生活も始まったばかりですね。また頑張っていきましょう。
いかがでしたでしょうか。川原さんの取り組みの特徴としては、
・ 英検やTOEICをペースメーカーにしながら次のステップを設定して明確な目標を立てている
・ 目標を立ててからその達成までの期間が短い(集中して取り組んでいる)
・ 授業、問題集、独自の勉強など、自分で試行錯誤しながら様々な勉強法を試している
・ 毎日時間の許す限りたくさん英語に触れている
・ やはり、最大の特徴は「英語が好き」であること
ということが言えるのではないでしょうか。この記事の読者の皆さんも、川原さんの英語学習への取り組みから何かヒントを得てみてはいかがでしょうか。