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自らの漢詩を書いた内田教授の作品が展示されました

2023.06.23

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全日本漢詩連盟設立二十周年を記念した「令和漢詩人展」が、6月4日から10日まで東京有楽町の交通会館のゴールドサロンで開催されました。
現代日本の漢詩人たちが自ら詠じた漢詩を自ら書いた書画、漢詩を刻した篆刻作品48点を展覧。また元号の選定にも携わりNHK「漢詩紀行」などで知られる石川忠久前会長の遺墨展も併設されました。

 

今年から同連盟の副会長に就任した内田誠一教授の作品も展示されました。北京留学時代の指導教授・啓功先生(清朝雍正皇帝の子孫)が詠じた詩に内田教授が和し、恩師の詩と同一の韻字を同一の順に用いて作った詩(次韻詩)を毛筆でしたためたもの。そこには亡き恩師への深い追慕の情が込められています。
オープニングセレモニーでは、前会長夫人・石川晏子氏ら多くの漢詩人を前に、内田教授が開会の挨拶をしました。

 

内田教授は古代文人の文学芸術の伝統を受け継いで後進に伝えるべく、安田女子大学文学部において中国古典文学と漢詩創作を教え、日本文学科で卒業論文研究を指導するほか、書道学科で書画(書法・水墨画)の実技も担当しています。
内田教授の指導を受けた学生たちが「全日本漢詩大会」で見事入賞・入選した記事を「学科ニュース」で紹介しています。

 

■過去の学科ニュース

・2023.5.17 全日本漢詩大会で学生の作品が受賞しました