

「Out of KidZania in ひろしま」を安東キャンパスで開催しました
2025.09.16
8月30日(土)、31日(日)に安田女子大学安東キャンパスが会場となり、「Out of KidZania in ひろしま」が開催されました。両日で約5,000名もの方々に足を運んでいただき、大盛況のイベントとなりました。独立行政法人酒類総合研究所様による小学校2~6年生を対象とする『微生物研究者として日本の伝統的な食品作りに欠かせない「麴菌」を観察し、調べてレポートにまとめる仕事体験』について、生物科学科の教員・学生がサポートメンバーとして参加しました。今回の学科ニュースでは当日の様子をお知らせします。
酒類総合研究所の正木和夫博士(左)と織田健博士(右)です。
先輩研究員(当学科の1年生)が新米研究員(小学生)を歓迎しています。知っている微生物は?との問いかけに、「ブドウ球菌!」、「シアノバクテリア!」など、元気いっぱいに答えてくれました。とても頼もしい微生物が大好きな新米研究員が集まってくれました。
当イベントを主催されている広島ホームテレビのスタッフの皆様もお越しになりました。
先輩研究員が新米研究員にピペットマン、顕微鏡に分光光度計といった実験用具、分析機器の使い方を丁寧に説明しています。どの新米研究員も真剣な眼差しで学んでいます。
実験は先輩研究員がマンツーマンで楽しく優しく指導します。
麹からデンプンを分解する酵素を抽出する作業などを行っています。
新米研究員がデジタル顕微鏡を操作してモニター上で観察を行っています。
観察した内容をレポートにしっかりとまとめています。
デジタル顕微鏡に加え、実体顕微鏡を用いて肉眼で観察を行っています。
初めて視るミクロの世界の鮮明な画像に、どの新米研究員も興味津々といった様子です。
先輩研究員と新米研究員が仲良く実験操作を行っています。
和気あいあいとした穏やかな雰囲気です。
いよいよ楽しかった実験も終盤になりました。
どの新米研究員も麹から上手にデンプンを分解する酵素を抽出できたようです。
どの程度のデンプンを分解することができたのでしょうか?
その割合を先輩研究員のサポートを受けて計算しています。
保護者の方々が少し離れたところから新米研究員の活躍する姿をご覧になっています。
穏やかで暖かなとても幸せな時間が流れていました。
無事に実験が終わりレポート報告が完了した新米研究員に本日のお給料として「じゃけん」が手渡されました。多くの新米研究員にとっては初めてのお給料となったことでしょう。大切に使ってください。
これで皆さんは立派な研究員になりました。皆さんと一緒に次の仕事ができることをスタッフ一同楽しみにしています。またいつか、お会いしましょう!