

オリゼミの補講特別プログラムを実施しました
2024.08.27
オリエンテーションセミナー(オリゼミ:2泊3日の学外合宿)からしばらく経ち、改めて先輩方(オリメン)と1年生たちが触れ合う「補講特別プログラム」が実施されました。
昨年までの補講プログラムは、オリゼミ当日に残念ながら欠席してしまった学生のみを対象に実施されてきました。しかし、オリゼミでのグループワークを通して培われる関係や、お互いのことを知り合うきっかけが失われてしまっていたのは、オリゼミ欠席者だけではありません。そうした「欠けてしまっている経験」や「交流の機会」を補い、改めてお互いのことを知って一緒に学んでいくことを再認識してもらう点にこそ、造形デザイン学科の補講の意義があると私たちは考えました。そこで本学科では各分団のメンバー全員が再集結して、簡単な「記念品制作」に取り組むことになりました。
今年は分団の「数字」と、モチーフとなっている「動物」を自由に組み合わせてデザインした、記念プレート(陶器製)を制作します。作業の事前には、分団ごとに分かれてデザイン画の構想を話し合うための時間が設けられました。オリメンと分団メンバー全員が改めて一緒になって、色々と意見を出し合いながら案を考えていきました。
そして後日、分団ごとに考えてきたデザイン画をもとに、陶芸用の絵の具を用いて絵付けを行いました。みんなで交代しながら作業し、一つの作品を作り上げていく様子を見ていると、本当に良く連携がとれています。オリゼミを経て仲良くなった人たちも多いですが、それに加えて今回の制作により、友だちの新しい一面を意識することもできたのではないでしょうか。
長く残る作品を共同で作り上げる経験は、分団メンバーがさらなる関係を深められる良い機会になり得るものだと思います。後期には、本焼を終えての完成披露と簡単な鑑賞会も予定しています。記念作品の完成がとても楽しみです。
■関連リンク
・オリゼミ出発前のプログラム「分団名を決めよう!」&「夢を描こう!」(2024.05.08)
・オリゼミ出発前のプログラム「大学探検」(2024.05.20)