

感性・創造力を高め、デジタル技術(IT技術)を磨き、造形に関する総合的な力を身に付けます。
生活者の視点で課題・問題を発見し解決することにより、生活を豊かにする実践的な方法を身に付ける学科で、以下のような学修により総合造形力を磨きます。
感性造形 :創造力の育成・発展
(例)絵画、イラストレーション、金工、陶芸、グラフィックデザイン
メディア造形:コンピュータ技術の活用によるデジタル系プロダクトの制作
(例)CG、映像編集、Webページ制作
形状造形 :工作機械や3Dスキャナ等の造形機器により形状物の制作
(例)日用品、文具、装飾品、アイデア商品、オーダーメイド商品
1~2年次で感性造形、メディア造形、形状造形の3分野をバランスよく学び、3~4年次で最も興味のある分野の学びを深めます。プロジェクトを中心とする実践的学修により、課題発見からアイデア作り、制作、プレゼンテーションなど、社会に出て活かせる能力を育みます。
文理融合型の学科です。基礎学力があれば、文系でも理系でも問題ありません。
デザインやデッサンに自信がない方、初めての方でも大丈夫です。造形デザイン学科では、まずデッサンを基本から学んだ後、絵画やイラストを履修します。
他大学の芸術学部の多くは、創作活動に必要な基礎的な表現力を持った人を求め、入試に実技(鉛筆素描等)があります。一方、本学の家政学部造形デザイン学科は、幅広い視野を身に付け、自ら能力を高め、問題を解決していこうとする意欲ある学生を求めています。
卒業後は芸術家としてではなく、職業人として専門性を活かすことを目的としていますので、絵画やデッサンが初めての人も歓迎します。入試に実技はありません。また、感性、創造力、デジタルスキルをバランスよく身に付けることができます。
イラストレーションはⅠ~Ⅴ(2年前期~4年前期)まであり、基礎から応用まで学ぶことができます。
イラスト以外にも色彩学で色の感情効果を学んだり、絵画(油絵・水彩画など)・彫塑・コンピュータグラフィックスの技術を身に付けたり、多彩な表現方法を学ぶことができます。
数学は必修ではありません。
数学が苦手でも、コンピュータのソフトウェアの助けを得ながら、造形を行うことができます。
また、数学の基礎知識は問われませんが、入学後にPCスキルの修得が必要です。
「ウェブデザイン実務士資格」が取得できます。
支援を行い、受験をすすめる資格もあります。
資格の取得より、感性・技術を磨き、職業人として生活を豊かにする力を養うことを目指します。
また、PCによる様々なデザインソフトの使い方を身に付けます。こうしたソフトが使える人材はデザイン専門の企業だけでなく、一般企業においても広告・広報などを扱っている部署では重宝されます。
広告・放送・製造等のデザインを直接扱う会社はもちろんですが、様々な企業を想定しています。
会社には企画・開発・営業・マーケティング部門など、デザイン技術や企画力を必要とする部門があります。
そうした部門では、デザイン技術の他に、様々な人との交渉や提案などの力も求められます。
造形デザイン学科では、業種・職種に関わらず求められる、表現力・企画力・創造力を養います。
さらには課題解決力といった一般企業で求められる実践的な力を身に付けるための教育を提供します。
造形デザイン学科をつくるにあたり、全国の企業にアンケートを行った結果、多くの企業(回答件数の42.5%)が造形デザイン学科の卒業生を採用したい、または採用を検討したいと回答しました。
また、本学は1年次から進路・就職のサポートプログラムや個別のフォロー体制を整え、10年連続で97%を超える就職率を維持しており、「就職に強い安田」と評価されています。