

ビジネス心理学総論
ビジネス心理学ことはじめ
この授業は最初の専門入門科目で、5名の教員がリレー方式で行います。それぞれの教員が、心理学(意思決定論)、経営学、経済学、心理学(コミュニケーション論)、哲学・倫理学の立場から授業します。
グローバリゼーション論
国家を超える活動とその帰結
現代では、ヒト、モノ、カネ、情報が国境を越え、自由に移動するようになりました。こうした変化は、人々の暮らしや社会をどのように変えたのかを学びます。日本やオーストラリアの事例を紹介しつつ、講義をします。
社会学概論Ⅰ・Ⅱ
人間の社会生活の探究
社会学概論Ⅰでは、行為論、集団論など社会学の基礎理論を学びます。社会学概論Ⅱでは、1990年代以降、日本の雇用、教育、家族、地域社会、社会保障制度、人間関係がどのように変化したのかを学びます。
組織行動論
人を活かし、組織力を高める
どうすればやる気は高まるのか、リーダーシップとは何か、キャリアの成長を促すものは? 一人ひとりを活かして組織力を高めるため、組織における人間の行動について、ビジネス現場での実際を織り交ぜ、学びます。
心理と統計Ⅰ・Ⅱ
心理学のための統計法入門
心理学を学ぶうえで必須となる統計の基礎および実際の使用法について学修します。講義と実習を通じて、データをまとめ、そこから情報を取り出し、表現するための論理と手法の修得を目指します。
心理学演習
心理学実験法を身につける
心理学で用いられる基本的な研究方法のうち、実験法の考え方と手続きを、自ら体験することで身につけます。お互いに実験する人、実験を受ける人となり、実践を通じて心理学実験の精髄に迫ります。
認知心理学Ⅰ・Ⅱ
情報処理としての心のはたらき
人間がどのように環境を知覚し、認識し、判断し、行動するのかを扱う実験心理学である認知心理学を学びます。人間が普段何気なく行っているこのような情報処理に関わる心のはたらきの性質を探っていきます。
統計学
データの理解と活用
統計学は、目的を持って取得されたな情報(データ)から、どれが利用可能か、あるいはどう解明するかを研究する学問です。この授業では、データの特徴を端的に整理することを目的とした「記述統計」と、統計的手法に基づき部分から全体を推測する「推測統計」の基礎を学びます。
マスメディア心理学
メディアとコミュニケーション
高度情報社会においては、新聞、テレビ、ラジオ、雑誌等に加えパソコン等新しいメディアが次々と出現し、人々のコミュニケーションに新しい展開をもたらしています。マスメディアの人の心理に及ぼす影響を検討します。
集団心理学
個と集団の関係性
個人の思考や感情や行動が、集団によってどのように影響されるのか、その反対に、どのように集団に影響を及ぼしていくのか、集団と集団は何故対立するのか「個と集団」及び「集団と集団」を取り巻く状況を検討します。
経済心理学
感情と不合理が渦巻く人間模様
人間の経済行動は選択の連続ですが、私たちは自らの感情や思い込みに翻弄されて不合理な結果に行き着くことが驚くほど多いのです。こうした不合理が渦巻く世界のなりたちを、経済学の視点でのぞいてみましょう。
ゲーム理論
個々の心と複数間相互作用
個人にとって高い利益を生み出す行動が、結果として常に多くの人の幸福につながるとは限りません。本講義では、複数の個人が意思決定に関わる状況から生み出されるジレンマ的状況や協力行動について学んでいきます。
消費者行動学
消費における心の仕組み
「ものを買う」に代表される私たちの消費行動における、決定プロセス(例:どのように買うものを決めるのか)や、消費行動においてどのような情報の影響を受けやすいのか、などを学び、消費行動から垣間見る人間の心について学んでいきます。
社会心理学Ⅰ・Ⅱ
グループ・ダイナミックスの視点
社会心理学Ⅰ・Ⅱの講義では、対人関係や集団間の関係における人間の心の働きについての実証的研究および理論を紹介します。グループ・ダイナミックスの視点から、人間の心が社会や文化とどうつながっているのかを学びます。
心理調査法
アンケートの作り方と分析方法を学ぶ
質問紙を用いた調査を実際に行うかたちで、調査の基礎的事項やデータ分析法、得られた結果の解釈の仕方などを学びます。実践を通じて、人間の心の働きを適切に測る方法論を修得することをめざします。
ビジネス心理学演習
実践的な学びを通して心理学を身につける
グループワークを通じて、調査を企画する力、問うべき問いをしっかりと実査へとつなげる力、調査結果を分析し、得られた結果を適切に解釈、発表する力を養います。