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学科講演会を行いました

2018.07.09

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7月5日(木)、今年度1回目の書道学科講演会を行いました。「まほろば教養ゼミ」の柱の一つ「安田を知る」の一環として行ったもので、蔵野嗣久先生(本学名誉教授)を講師に迎え、「安田女子大学草創期のころ」という演題で、大学ができて(昭和41年)から昭和の時代20年のお話をうかがいました。

例えば、開学当初、安川に架かる橋は1本しかなく、バスは安郵便局前の狭い橋を渡っていた。学生は「安農協前」(現在のJA広島市安支店)で下車し通っていた。県道が開通し「安田女子大入口」のバス停ができるのは夏休み明けのことだった。

さらに、大学付近から可部線の電車の音が聞こえるくらい静かだった等、立地環境の話に始まり、学生寮の話や夏季ゼミ、学友会行事等を通して、学生と教員とがいかに協力し合って実績をあげていったか等々、初めてお聞きする話ばかりでした。

先生のお人柄ゆえ、控えめの語り口ではありましたが、特色ある教育の基礎は草創期のおよそ20年をかけ、学生教員が模索しながら創っていったものだということを教えていただきました。

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