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安田女子大学日本文学会・研究発表会で学生が研究発表を行いました

2026.03.09

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2月21日(土)、今年度の「安田女子大学日本文学会 研究発表会」が、本学5号館にて開催されました。

 

書道学科からは神垣七重さん(博士前期課程2年)、柳田果穂さん(博士前期課程2年)の2名が研究発表を行いました。

 

神垣さんは「十七世紀後半から十九世紀前半における唐様書道について―唐様の確認と文人の書―」と題し、法帖の舶来と国内における法帖の出版状況を照らし合わせ、そこに細井広沢などの唐様書家が関わっていた可能性を指摘しました。
法帖の舶来については先行研究が多くありますが、国内での出版状況と組み合わせた考察は新たな知見をもたらすものであり、意欲的な研究と言えるでしょう。

 

柳田さんは「高等学校芸術科書道Ⅰ楷書学習において同一の古典での「比較」を取り入れることの有効性―鄭羲下碑を中心として―」と題し、授業実践を踏まえながら、臨書活動における有効な手立て、考え方を提案しました。
書道における「鑑賞」と「表現」の両分野を横断的に取り入れつつ、比較によって自身の「意識」の顕在化を目指す手法には、書道の魅力を味わうことに留まらず、主体的な学びを深めていくためのヒントがあるように思われます。

 

2名の発表は修士論文の成果の一部を発表したものです。今後の研究の進展に期待したいと思います。

 

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