

本学科教員が国際フォーラムに参加しました
2019.06.11
増田知之准教授は、5月24日(金)、中国紹興市にある蘭亭書法博物館において開催された「紹興論壇 SHAOXINGFORUM 源流・時代 ORIGIN&ERA 以王羲之為中心的歴代法書与当前書法創作 Wang Xizhi-Centered Calligraphy of the Past Dynasties and Contemporary Calligraphy」(中国書法家協会・紹興市人民政府 主催)に参加しました。
学術シンポジウム「王羲之・二王学の構築」において「邢侗的书法正统观念与王羲之-明代北方王羲之接受的情况-」と題する研究発表を行ったものです。
中国内外から数多くの参加者を集めた今回のフォーラムは、研究者によるシンポジウムだけでなく、王羲之の尺牘を刻入する膨大な量の法帖の展示(およびその解題)や、また現代書家による古典臨書・創作作品の展示も行われ、まさに学術と芸術とが融合した一大イベントだったようです。
増田准教授は「現在の中国において、書法文化がいかに保持され、また発展しているのか、その現場を目撃したような思いだった」と語っています。