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第2回研究発表会が開催されました

2022.06.06

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6月3日(金)書法文化研究会の2回目となる研究発表会が開催されました。

今回は、書道学科4年の小畠千明さんと文学研究科博士後期課程2年の王娜婷さんが研究発表を行いました。

小畠さんは、「草戸千軒町遺跡出土木簡について」と題し、広島県福山市草戸町の中世の集落遺跡から出土した木簡に着目し、使用されている仮名の字母の傾向をまとめようとしています。今後研究を進め、卒業論文としてまとめていく予定です。

王さんは「呉昌碩と日本人の関わり」と題し、目下の研究対象である安田女子大学蔵「寿日本成斎太史詩」(呉昌碩筆)を読み進め、この詩に詠まれる「成斎太史」重野安繹(1827-1910)に関する記録をもとに、呉昌碩の重野に対するイメージを検討しました。さらに、本作の流伝を辿ることにより、研究に新たな展開が期待できるとの見通しを得ました。

研究発表後、作品鑑賞で交流し、和やかなうちにプログラムを閉じました。

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