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2020年度版「書道実地研究」を紹介します!

2020.11.25

  • 学科紹介

今年度は新型コロナウイルス感染症のため、学内外での各種イベントが、軒並み中止や内容・運営の変更を余儀なくされました。

それは一部授業にもおよび、例えば4年生の教育実習は、例年よりも遅く9月から11月にかけて実施され、卒業論文の提出を間近に控えた現在でも、実習先で頑張っている学生がいます。

また、3年次後期に開講される「書道実地研究」は、本来であれば、3月上旬に京都・滋賀にある各種所蔵機関への学外研修を行うのですが、本年度は見学地を県内に限定したり、県外美術館の学芸員の方にお越しいただいたりするなど、いろいろと工夫をしながら実施しています。

11月7日(土)に熊野町の筆の里工房において「陽明文庫展」の見学、15日(日)には市内の頼山陽史跡資料館において「頼山陽をめぐる女性群像展」の見学、そして18日(水)・25日(水)には滋賀県にある観峰館から学芸員の古橋慶三先生に、同館所蔵の清代書人の各種名跡を本学までお持ちいただき、文物の保存や各書跡についての貴重なご説明をお聞きするとともに、じっくりと鑑賞を行いました。

これら見学・鑑賞を通して、学生たちは大いに刺激を受けているようで、その成果を年度末の書道学科展(卒業制作展)において存分に発揮してもらいたいと思います。

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