• 学科ニュース

心理学Q&A 「心理学科を卒業するとどんな就職先が考えられますか。」

2015.04.02

  • 学科コラム

Q.心理学科を卒業するとどんな就職先が考えられますか。

A.一番多いのは、企業への就職です。就職活動をするときに、心理学の観察や実験、調査で身につけた力を、アピールしましょう。人間関係を学び、実験などでグループ活動も多いため、協働(コラボレーション)の力が育ったこともアピールできます。企業では、企画調査、広報、人的資源開発(研修や教育など)の部門に、心理学を学んだ人が多いようです。

専門性を生かして、病院、介護や養護の施設、学校などの医療、福祉、教育の分野で働く人も多くいます。採用人数は多くはありませんが、公務員や団体職員として、家庭裁判所、少年鑑別所、児童相談所や療育センター、国公立病院などで働く心理専門職の仕事もあります。

最近は大学院への進学が増えています。病院や施設、学校、あるいは企業で「心のスペシャリスト」として仕事をするためには、より専門的な学習・研究が欠かせないからです。大学院は教育内容に特徴がありますから、自分の進路にあったところを受験しましょう。(安田女子大学は、教育学専攻で教育や学習の心理学を、臨床心理学コース(第一種指定)で、臨床心理学を学ぶことができます。