

「卒業生来訪~お久しぶりです、田中です。~」
2016.11.25
卒業生の田中三智さん(2012年度卒業)が、心理学科に帰ってきてくれました。
田中さんは心理学科卒業後、上越教育大学の大学院に進み、院の3年生の時に1年間チェコに留学して帰ってきたところです。
プラハでは、美術教育の先生に師事し、アール・ヌーヴォー期の芸術作品や、バロック建築と教会との関係、修士論文で扱っているオペラの社会的背景などを勉強していたとのこと。今後は、現在大学院でも学び続けている心理学を生かし、学校心理士資格の取得とともに、中学校の社会科の教員として活躍していきたいと思っているそうです。
また、プラハでの生活によって海外で仕事をするという方向にも視野が開けたので、いずれは、数年間、海外で日本人学校の教諭として勤めながら、複雑な環境に身を置く海外在住の子どもへの心理的ケアを行っていきたいと考えているようです。
留学中に訪れたフロイト博物館の写真も見せてくれました。
時折心理学科をなつかしんで帰ってきてくれる卒業生の来訪はとてもうれしいです。大学で学んだ心理学をそれぞれ自分らしく活かしていきいきと人生を歩いている卒業生の姿は、学科にいる私たちを元気にしてくれます。
後輩たちにおみやげのフロイトTシャツを持ってきてくれた田中さんです。オーストリア ウィーンのジークムント・フロイト博物館(Sigmund Freud Museum)で買ったそうです。
フロイトが診療するために使っていたアパートメントがそのまま博物館になっている。ここは実際に面接が行われた場所。実際に使われた長椅子なども展示されていたそうです。
この階段を上ったところに「PROF. Dr. FREUD」という看板があり、実際の玄関だったところから呼び鈴を鳴らして入るのだそうです。
留学中、生活していたプラハにて。カレル橋からカレル城を望む景色。