

授業訪問「心理学研究法」~藤原裕弥准教授~
2025.09.24
一年生の必修科目、「心理学研究法」の授業にお邪魔しました。
この授業では、心理学の研究において用いられる観察法,面接法,調査法,実験法の特徴について学び、4年間の学びの基礎となる心理学研究の考え方を理解することを目的とした、これから心理学を専門的に学んでいく学生にとってとても大切な授業です。
この日の授業では、個別の人をより深く理解するための事例研究と、多数の対象からデータを収集し、全体像をより正確に反映しようとする数量的研究のそれぞれの特徴について取り上げられていました。
受講生からは、「研究法と聞き最初は難しそうだなと不安に思っていたのですが、実際に授業を受けてみると、先生が分かりやすく教えてくださるので今はとても授業が楽しいです!」といった感想が聞かれました。
「たとえば、日本における労働者のストレスを知るために、「航空管制官」だけを対象とした調査を行ったとしたらどうでしょうか。研究対象者は、母集団全体を表すようにサンプリングされる必要があります」(藤原先生)
「具体例をあげて説明してくださるので、イメージしやすく分かりやすかったです。また小テストがあることで、より理解が深めることができたと思います。」(学生の感想から)