

少年鑑別所の役割と専門性について学ぶ
2021.03.01
心理学で初の国家資格である公認心理師受験資格に関わる学部の科目のひとつに「心理実習」があります。
先日その授業の中で、広島少年鑑別所法務技官の与那覇様と樋口様からお話を伺う機会をいただきました。少年鑑別所は主として、家庭裁判所の決定を受けた非行のある少年を収容し、処遇方針の策定を行う施設です。非行臨床特有の難しさや具体的援助の種類などについて貴重なお話を伺うことができました。
「少年との関わりにおいて、信頼関係だけでなく、冷静な判断、客観的視点が求められているというお話がとても印象に残りました。」(学生の感想から)
貴重なお話を一言も聞きもらすまいという緊張感が教室に溢れていました。
「非行を理解する上で、問題行動の「長さ・深さ・幅」という3つの視点が大切だというご説明がとてもよくわかりました。」(学生の感想から)